アローラの一般ポケモンで一番弱いのは誰か
アローラの一般ポケモン、34系統・63種。この中で最弱は誰か?
準伝説、ウルトラビースト、リージョンフォームを除いたポケモンの中でだれが一番使われていないのか?
本当にそのポケモンは弱いのか?
PGLデータベースという、ちょっと怪しげな非公式にPGLデータをまとめているサイトを参考にして、どのポケモンが一番使われていないのかを調べてみた。
以下は10月12日付けシーズン6のデータ。
シングル使用率
- ミミッキュ 全体1位
- アシレーヌ 全体30位
- ドヒドイデ 全体38位
- グソクムシャ 全体85位
- オニシズクモ 全体92位
- ナマコブシ 全体121位
- クワガノン 全体125位
- エンニュート 全体126位
- ジュナイパー 全体145位
- バンバドロ 全体147位
- トゲデマル 全体173位
- ジャラランガ 全体178位
- ガオガエン 全体183位
- ダダリン 全体194位
- ルガルガン まひるのすがた 全体200位
- アマージョ 全体203位
- キュワワー 全体204位
- メテノ 全体225位
- キテルグマ 全体227位
- ルガルガン まよなかのすがた 全体232位
- アブリボン 全体245位
- ドデカバシ 全体248位
- ネッコアラ 全体278位
- マシェード 全体282位
- ジジーロン 全体291位
- バグガメス 全体308位
- シロデスナ 全体310位
- ヨワシ 全体312位
- ケケンカニ 全体313位
- ハギギシリ 全体321位
- ヤレユータン 全体334位
- オドリドリ ぱちぱちスタイル 全体335位
- デカグース 全体353位
- ラランテス 全体370位
- オドリドリ まいまいスタイル 全体463位
- オドリドリ めらめらスタイル 全体478位
- ナゲツケサル 全体514位
- オドリドリ ふらふらスタイル 全体ランク外
アローラダブル(WCS)使用率
- ミミッキュ 全体17位
- トゲデマル 全体20位
- オニシズクモ 全体30位
- バンバドロ 全体33位
- ヤレユータン 全体36位
- エンニュート 全体50位
- ガオガエン 全体51位
- アマージョ 全体54位
- アシレーヌ 全体56位
- クワガノン 全体58位
- ジジーロン 全体61位
- オドリドリ ぱちぱちスタイル 全体62位
- ジュナイパー 全体63位
- ルガルガン まひるのすがた 全体69位
- キュワワー 全体71位
- ダダリン 全体72位
- ヨワシ 全体79位
- ハギギシリ 全体81位
- ジャラランガ 全体96位
- シロデスナ 全体99位
- デンヂムシ 全体103位
- ラランテス 全体106位
- ルガルガン まよなかのすがた 全体107位
- ケケンカニ 全体113位
- グソクムシャ 全体114位
- オドリドリ めらめらスタイル 全体120位
- キテルグマ 全体121位
- ドヒドイデ 全体128位
- ナゲツケサル 全体133位
- オドリドリ まいまいスタイル 全体134位
- メテノ 全体136位
- マシェード 全体144位
- バグガメス 全体146位
- ナマコブシ 全体150位
- アブリボン 全体163位
- マケンカニ 全体164位
- デカグース 全体165位
- ドデカバシ、オドリドリ ふらふらスタイル、ネッコアラ 全体ランク外
最強のポケモンはミミッキュで間違いないが、最弱のポケモンとなると意見が少し別れるかも。
今のところ弱い彼ら、彼女らが、USUMでは教え技に恵まれてほしいものだ。
ナゲツケサル
H100-A120-B90-C40-D60-S80 計490
シングルでは圧倒的な弱さなのが、このナゲツケサル。フェアリータイプ全盛のこの時代に、格闘単で特性がダブル専用というのだからしょうがない。
アローラダブルでも下位だが、夢特性「まけんき」が解禁されればまだ上昇の余地はある。
実は統計を取らなかった全国ダブルだと、「おやこあい」や「かげふみ」を引き継いで面白い戦いができる。
見た目もカッコ悪くはないので、USUMで躍進してほしいポケモンである。
期待される教え技:トリック 、はたきおとす、ドレインパンチ、三色パンチ
オドリドリ・ふらふらスタイル
H75-A70-B70-C98-D70-S93 計476
そしてオドリドリ・ふらふらスタイル。このポケモンも中々どうしようもない。
シングルだとネイティオやシンボラーの劣化になりがち。素早さで何故か負けてしまっているのが痛い。
ダブルではカプ・テテフなどに「スキルスワップ」してもらって特性を「おどりこ」をあげた後、「めざめるダンス」を2体同時発射する独自の動きができる。が、正直ぱちぱちスタイルでやればいい。
まあオドリドリは4種を一括りで考えたならば、ダブルならそこそこ戦えるポケモンだ。
ダブルだとさっき挙げたコンボはオドリドリしかできないものであるし。
ただシングルではすべてのスタイルが何かの劣化になる。最弱候補である。
期待される教え技:スキルスワップ、マジックコート、こごえるかぜ、てだすけ、がむしゃら
デカグース
H88-A110-B60-C55-D60-S45 計418
序盤ポケモンのノーマルタイプが強いわけがないのは歴史的事実だ。2進化のポケモンとは思えないような貧弱な種族値である。
序盤鳥のファイアローはジンクスを破ったが、ノーマル単枠のポケモンはどうやっても強くならない哀しい宿命を背負っている。
トランプ大統領に似たルックスで威張ってたって、弱いものは弱い。
物理火力は特性「はりこみ」込みで考えればなかなかの物だが、耐久は中の下くらいで、S45と50族を下回る鈍足。
ダブルでのトリルエースとしても、カビゴンを超える利点は見いだせない。せいぜい「とんぼがえり」が使えるくらいだ。
シングルで唯一できることと言えば、「あくび」で相手を流してから、交換先に「はりこみ」補正の乗った一撃を喰らわせることだ。
ただ耐久が不足しているため、最初の「あくび」を放つ前に倒されてしまうものだと思っていい。
期待される教え技:ステルスロック、イカサマ、はたきおとす、しねんのずつき、アイアンヘッド、ばかぢから、けたぐり
ラランテス
H70-A105-B90-C80-D90-S45 計480
特性が「あまのじゃく」の草単タイプ。ジャローダと同じと言えば多少聞こえは良いが、S45の鈍足。アローラの一般ポケモン達は揃いも揃って鈍足ばかりなのだ。
これでラランテスは耐久も並みなので、耐久型もできない。一応「こうごうせい」は覚えるが、「やどりぎのタネ」はない。
草単の鈍速アタッカーが輝くには、シングルでは厳しい。正直、シングルでは最弱だろう。
アローラダブルでは「トリックルーム」展開からのコータスとのダブルエースという立ち回りで、そこそこ戦える。
この外見でなぜ虫タイプがつかないのか最初は不思議だった。だが今では、草・虫タイプにならなくて良かった。何故なら、もっと悲惨なことになっていただろうから。
期待される教え技:むしくい、はたきおとす、ドリルライナー、ダストシュート、かみなりパンチ、れいとうパンチ
ドデカバシ
H80-A120-B75-C75-D75-S60 計485
キツツキが進化したら、何故かアマゾンにすむ鳥であるオニオオハシになってしまった序盤鳥ポケモン。
オニオオハシのくちばしには熱を放出する作用があるので、そのギミックをうまく「くちばしキャノン」という技に取り入れたのだ。
だがゲーフリは前作の序盤鳥を最強クラスにしてしまった失敗を反省しすぎた。
その煽りを喰らう形で、ドデカバシは序盤鳥の中でも最弱クラスになってしまった。
鳥なのにS60とやたら遅い。あと見た目がきもい。見た目のせいで旅パから外した人も多いのではないだろうか。
そんなわけで見た目も強さも恵まれない可哀想なポケモンだが、特性「スキルリンク」がまあまあ強い。それでもタイプ一致で威力125になる連続技がない。
最近、蚊が刺したような威力だった技を強化される流れになってるし「みだれづき」の威力をあげてくれてもいいんじゃないだろうか。
期待される教え技:ゴッドバード、アイアンヘッド、しねんのずつき、イカサマ
ネッコアラ
H65-A115-B65-C75-D95-S65 計480
面白い特性「ぜったいねむり」で実質状態異常にならないポケモン。
これで素早さが高ければ、麻痺にも火傷にもならない驚異的なアタッカーになったところだが……。
やっぱり素早さが遅い。耐久も特殊方面が並み、物理方面が並以下という具合。
できることと言えば、あくびをばらまくことだけ。起点作り要員と言えば聞こえはいいが、それならカバルドンやラグラージでやればいい。
攻撃技もこれ、というものはない。まあノーマルタイプで「じゃれつく」を覚えるのは少し珍しいが、それだけだ。最高威力一致技は「あばれる」、安定技なら「おんがえし」。
今のところ、ただ単に特性が珍しいだけのポケモンである。
期待される教え技:ステルスロック、三色拳、はたきおとす、けたぐり、ばかぢから、じゅうりょく
まとめ
誰が最弱かなんて不毛なことじゃないか。
今紹介したポケモンはみんな弱い。
ダブルではちょっと使えるようになるかもしれないが、結局弱いのは変わらない。
弱い者同士、仲良くしよう。
最後に、私はラランテスがシングル最弱で、ネッコアラがダブル最弱だと思っている。