ポケモン人気投票2021は、どんな人気投票だったの?
ポケモンと女児アニメ好きVTuberの光りりあです!
今年2021年は #キミにきめた というTwitter連携でポケモン人気投票が行われました。毎年恒例行事になるかも!
世界規模だった昨年とは違い、「日本語限定のTwitter投票」という形で行われました。
前回よりも小規模で投票期間も短かったので、また大分違う結果になりましたね。
しかも“1人複数回、期間中は何度でも投票可能”という特殊ルールだったので、選挙というよりも、ちょっとアイドルの人気投票に近い感じでした。
公式サイトはこちら!
総合の結果!
引用 投票結果:総合
- デデンネ1位!
- 意外なポケモンが上位に!
- 組織票・多重投票も盛り上がり!
- ゲッコウガ、不振!
さて、今回の人気投票ですが、大波乱の結果でしたね!
総合では、デデンネが1位を獲得しました。
アニメでも人気で、マスコット枠として息の長い愛され方をしていました。
世界規模の前回はカロス7位に終わりましたが、小さくてモフモフなキャラは、日本では大人気ということなんでしょう!
2位、3位、4位のチラチーノ、ヤミラミ、クルマユは、1人の方が大変熱心に投稿しておられました。
ここで大事なのは、「多重投票良くない」とかではなく、ファンの努力次第で自分の推しポケモンを一躍スターに押し上げられる人気投票だったということです!アイドルみたい!
さらにコイル、マッシブーン、ガメノデスも上位に進出しました。
特にマッシブーンは一時トップを独走していました。
ある種、組織票や悪ノリも歓迎していたと言えるでしょう。
公式もこの結果が実情を正しく反映しているとは思っていないはずです。
そして2連覇王者だったゲッコウガは、今回は16位と、苦戦を強いられました。御三家最終進化系としても、エンペルトに敗れました。
以下、各地方ごとの結果で気になる点をまとめます!
カントー ~コイル、ついにピカチュウを破る~
初代赤緑のカントーでは、コイルがピカチュウに競り勝って、1位を獲得しました。
紛れもなく大半は悪ノリだとは思いますが、もはやお祭り好きな一部の方が、人気投票でコイルに入れるのは「お約束」になりました。
10年ほど前の人気投票では、怪しげな組織票を怪しげな票操作で迎え撃ち、ピカチュウがコイルに勝ったことになりました。
だけど、ピカ様も今度ばかりは、敗北を受け入れたようです。
そしてリザードン、イーブイも順当にランクインし、パッケージを飾ったポケモンはやっぱり人気が高いみたいです。
え、カメックス?なんとか29位です!リザードンと投票数2桁差あるけど気にせずいきましょう!
また、ブイズは順当に全員ランクインしました。
前回唯一ランク外でまたネタにされたブースターは、サンダースとシャワーズを上回りました。
また、ミュウとミュウツーが揃ってランク外なのは意外でした。前回は7位、8位だったんですけどね。どうしたの!
ジョウト ~かわいいポケモンが順当な人気~
ジョウトはブラッキーが2位に3倍差をつけての圧倒的1位!これは前回同様の結果です。
ブイズとしてのかわいさ、悪タイプとしてのダークさ、そして世界大会決勝でも使われていた強さなどいろいろな要因が考えられますね。
かわいい代表のマリル・マリルリとアニメでお馴染みのソーナンス、ピチューやエーフィも順当にランクイン!
バンギラス、ハッサム、ルギアというかっこいい勢はやや順位を落としました。
御三家はヒノアラシ系統が全てランクイン。
ポケモンスナップ新作でパッケージに大抜擢されたメガニウムは、残念ながら今回の入賞はなりませんでした。
ホウエン ~ヤミラミ、フライゴンが躍進~
ヤミラミがある人の努力により圧倒的1位になりました!
なんだかんだで、愛されキャラのフライゴンが2位に。
4位ジラーチは、すべての幻のポケモンの中で最多得票でした。
レックウザや、ラティアス・ラティオス、デオキシスと御三家最終形、600族代表のメタグロス、伝説ダブル最強クラスのカイオーガも順当にランクイン!
ボーマンダやグラードンは、圏外でした。
他にも、ゴニョニョやタマザラシの健闘も目立ちました。
レジ系では、最近対戦で評価を上げたレジロックがランクインしました。
シンオウ ~最も妥当な聖域~
ダイパリメイクが期待され、その後無事に発表されたシンオウは接戦でした。
まず1位は292票差で、進化前のポッチャマが、進化後のエンペルトに競り勝ちました。
さらにそこから125票差で、レントラーが3位まで迫りました。
さらにグレイシア、ルカリオ、リーフィアと妥当なポケモンが続き、シンオウは組織票や悪ふざけとは無縁な聖域だったようです。
アルセウス、ギラティナ、ダークライ、ディアルガ、パルキア、シェイミという幻・伝説軍団が順当にランクインしていました。
そして、御三家ドダイトスやゴウカザル、600族のガブリアスもですね。
熱くリメイクが期待され、ついに発表されたシンオウは、ひねりなしの正統派な結果だったと思います。
イッシュ ~意外なポケモン達が上位独占~
イッシュは、熱心な個人の頑張りにより、チラチーノ、ツタージャ、クルマユが上位に来ました。
もちろん、この3種はかわいさで言えば、かなりのスペックを持っています。今までたくさんのライバル達に埋もれがちでしたが、これを機に改めてこの3種のことを考えてみましょう。
まずチラチーノは、りりあもBWで旅パに入れていました。進化してゴツくなるのかな、と思ったチラーミィが、進化してもなお等身が変わらずかわいいままだったのは、嬉しかったです。
ツタージャは、サトシのポケモンとして活躍していましたよね。林原めぐみさんの声で、ほのかな大人びた女性の雰囲気も漂わせていました。
クルマユは、正直セレナがモノマネしてた印象が強いです。しかし、かわいいですね。
中間進化系が最もかわいいというのも、珍しいポケモンですよね。進化前と進化後は、いかにも「虫」ですからね。カスミなら鳥肌たてながら「虫は無視!」って言うでしょう。
そしてバオッキーの健闘も讃えたいです。4年前の、カロスまでの人気投票で、彼が最下位だったことは多くの方がご存知でしょう。
そんな彼も「かわいそう」と入れる人が増え、今ではイッシュ14位になりました。
カロス ~デデンネ大勝利、ゲッコウガ敗れる~
ゲッコウガの人気は不動のものかに思われましたが、今回はデデンネに大きく遅れをとってしまいました。
剣盾に来ればダイマックスと相性の良さで活躍間違いないだけに、登場が待ち焦がれますねっ!
デデンネはかわいいので、1位は文句なし!
何故かマニア心をくすぐる見た目をしたガメノデスが2位になり、ヌメイルが進化後のヌメルゴンの6倍以上の票を集めました。
あとはブイズ代表のニンフィア、バケッチャ系やフォッコ系など、順当にかわいいポケモンがランクイン!
ギルガルド、ファイアローという対戦で強い(強かった)ポケモンも、上位に来ました。
伝説のポケモンではイベルタルはランクインしましたが、ゼルネアスはランク外。ゼルネアスも強い(強かった)んですけどね〜。今や禁止伝説解禁の環境でも、めっきり見なくなってしまいました。
アローラ ~人気者のUBと、圏外のカプ神たち~
コアな人気と、お祭り好きな人たちの熱い支持により、マッシブーンがアローラ1位を獲得しました!
蚊という貧弱なイメージの生物を、対極なマッチョにしてしまったそのギャップは、筋肉好きな人たちをときめかせてしまったようです。
そしてかわいくて強いミミッキュが2位に!
ヘイトを集めることもありますが、圧倒的なズル特性で、伝説のポケモンにも立ち向かう、まさに低種族値の星!種族値至上主義に待ったをかけられる唯一の存在でしょう。
マッシブーン意外のウルトラビースト達も、なんだかんだで、大人気!ベベノム意外の、実質全種がランクインしました!
そして悲しいお知らせが、誰もランクインしなかったカプ神達です。
今やカプ・レヒレ意外は、すっかり対戦でも存在感が薄れてしまいましたが、人気投票でも同様のようです。
フィールドの補正が弱体化してしまったのは痛かったですね。フィールド専用技もゲーフリの意地悪で配られませんでした。
またソルガレオやルナアーラという看板伝説ポケモンも、ランクインできず……。
りりあはソルガレオに入れたんですけどね!
ガラル・他 ~逆襲のインテレオン~
最新世代では、ガラル御三家の中で唯一の弱小ポケモンと言われる、インテレオンが15,540票で1位に!
これは13位エースバーンの約11倍差、23位ゴリランダーの約23倍差です。
前回、総合30位だったスーパールーキー、ユキハミはガラル19位に留まりましたが、まあ悪くない順位!
発売時は変なポケモンだと言われたウオノラゴンも、今や見慣れたせいか8位!
ピカチュウを食べようとしてて怖かったウッウも、映画でのロビー活動が効いたか、30位!
あとはアーマーガア、ウーラオス、ドラパルトと言った、カッコよくて強いポケモンも多くランクインしました。
"史上最強のポケモン"ザシアンは、ランクインできず。25位で462票のザマゼンタよりも人気が伸びませんでした。
インテレオンの人気といい、判官びいきで、弱い方を愛する日本人の気質が表れたのかもしれませんね!
また「他」に分類されている、ポケGO出身のメルタンは、人気を得られませんでした。アニメでも活躍したんですが……。
マイナーポケモンも夢を見れる人気投票だった?
さて今回の人気投票ですが、過去2回と比べて、実はマイナーポケモンでも夢を見られる、公正な人気投票だったんじゃないかなって、わりと感じました。
組織票も、むしろ歓迎していた様子ですらありました。それどころか、1人2人による多重投票も、きちんとカウントして反映してくれています。
「もうみんな好きに楽しんでね!」と言わんばかりでしたね!
今回の結果は、ポケモンの正確な人気を反映しているものではないかもしれませんが、ファンの持つ熱量、パワーが反映されやすい投票だったと言えるでしょう!
逆に、きちんとした統計でポケモンの正確な人気が知りたかったな~という人には期待外れだったかもしれません。
前回、前々回と比べて。
まず前々回のポケモン総選挙720は、1位になったポケモンが配布されるということでしたから、そもそも公平な投票じゃありませんでした。ゲッコウガこそ1位でしたが、上位は幻のポケモンばかりでしたからね。
前回のポケモン・オブ・ザ・イヤー2020にしても、投票ページの問題がありました。
投票ページが図鑑順になっていたので、真っ先に目に入るのは御三家で、伝説のポケモンは不利な投票になりました。結果にも、それは表れていました。
コイルを熱く支援してる人達からは、ゲッコウガやピカチュウが当たり前のように上位入りする人気投票などつまらない、という意志を感じました。
最後に
人気投票としては思うような結果にならなかった、と嘆く方もいらっしゃるかもしれません。りりあの推しも全然ダメでした!
が、一つのイベントとしては結構面白かったと感じました!
それにTwitterリアルタイムで集計するなんて、すごい技術でした。
1人で万単位の投票をする方もいて、ポケモン界は広いなって改めて感じました~。
次こういう機会があったら、みんなも派手に推しポケモンを応援していきましょう!
この記事を書いた人:光りりあ
TS系VTuber。バーチャル12歳女児。プリキュアのような存在を目指して日々活動してます。
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