私が最近1番熱心にプレイしているオーバーウォッチの話。
全世界3500万人がプレイするオーバーウォッチは、FPS初心者にもオススメだ。何故オススメなのかを教えよう。
- キャラがかわいい
- 着せ替え要素がある
- エイム(狙い撃ち)が下手でも貢献できる
- バランスの悪いチーム編成にイライラすることが少ない
- 連携の重要さが学べる
- 声優マニアにもオススメ
- 冗長なストーリーがないが、想像の余地が多い世界観
キャラがかわいい
FPSというと、いかつい顔した軍人のおっさんが戦争するイメージかもしれない。
だがこのゲームは派手な格好の「ヒーロー」たちが主役。まず看板キャラが女性のヒーローだし、19歳の美少女もいる。
若く麗しい女性以外にも、マッチョで強面な女性もいるし、アラサーやアラフォーのおばさんもいるし、もっとトシのいったババアもいる。あなたのどんな多種多様な趣味にも答えてくれるだろう。
ただ海外のゲームゆえ、残念だが日本人が大好きな小学生の(ような見た目の)キャラは登場しない。
また日本の女性向けアニメのような細身で中性的なイケメンを期待されると、少し厳しい。
マッチョなおっさんやロボだったら需要に応えられるのだが。
ともかく、個性的なヒーロー大集合ゲームという発想が日本の少年漫画や特撮的で、それらが好きな人はすぐ受け入れられるはずだ。海外的な絵柄に最初は戸惑うだろうが、すぐ慣れるだろう。
着せ替え要素がある
ガチャ課金要素がないとゲームやる気がしない、そんな奇特な人にもオススメだ。
オーバーウォッチでは、キャラの着せ替えもできる。カラーを変更させたり、サイボーグキャラが素顔になったり、様々な“スキン”が用意されている。中には笑いを取るためとしか思えない奇抜なファッションもある。
このガチャチケットはランクが上がったり課題をこなしたりするともらえて、ソシャゲと同様にモチベーションになる。
エイム(狙い撃ち)が下手でも貢献できる
FPSは敵を撃って倒すゲームであるので、そりゃあ敵に当てるのが上手いのに越したことはない。
ただオーバーウォッチは、狙い撃ちがあまり上手くない人でも貢献できるキャラがいる。
言ってみればオーバーウォッチは「能力バトルFPS」だ。これも日本の少年漫画好きにはなじみが深い理由だ。
例えば盾を貼ってるだけで役に立つおじさんや、回復役に徹するアラフォー女性もいる。拡散ビームがメインウェポンのキャラはほとんど狙いをつける必要がなく、敵に近づくだけで勝手に当たる。
必ずしもエイムが上手くなくても貢献できるのだ。
またPS4版ならエイムアシスト機能というものもあり、エイムを助けてくれる。まあ、これ自体は最近のFPSには当たり前にある機能ではあるが。
バランスの悪いチーム編成にイライラすることが少ない
FPSやTPSではランダムマッチに行くと、チーム内の全員が同じ武器を持っててなんだこの偏りは、と頭を抱えることがある。
特に極端な性能のものを装備していった場合は、悲惨な試合になることが目に見えてる。当然、やる気もなくす。
オーバーウォッチでは、その心配は不要だ。何故ならチーム内で同じキャラは選べないから。
またこのゲームではキャラは試合の前に選ぶ。周りを見ながらバランスを取ることができる。試合中にキャラを変更することもできる。
ただし、これにも欠点がある。
それはマッチが始まるまでの時間が長いことと、常に好きなキャラを選べるとは限らないないことだ。苦手な役割をこなさないといけないマッチも出てくる。
全員が譲らないワガママの集まりで、バランス悪い編成になってしまうこともたまにはある。
一長一短というわけだが、極端な編成でイライラしたくない人には、オススメのシステムだ。
連携の重要さが学べる
プロ選手のスーパープレイ動画などを見てFPSを始めたいと思った人には、オーバーウォッチはちょうどいい入門素材にもなるだろう。
FPSが上手い人でも、1人で全員倒す、なんてことはこのゲームではまずない。
1人で好き勝手に行動していては、このゲームはまず勝てない。連携の重要さを、オーバーウォッチは教えてくれるだろう。
逆に言えば、敵に飛びぬけて強い人がいても、連携次第ではどうにか勝てるということでもある。
声優マニアにもオススメ
キャラがかわいいというのと少し被るが、日本語版では良い声の人気声優が多数出演している。
それも若手からベテランまで幅広く揃っている。
輸入版の方は、海外の声優はよく知らないので省略する。
参考リンク:
オーバーウォッチに登場する26人のヒーローの年齢・拠点・声優のまとめ一覧 - GameFavo
冗長なストーリーがないが、想像の余地が多い世界観
同人活動をしたい人はオーバーウォッチがオススメだ。そこまで考えてFPSを選ぶかどうかは謎だが。
オーバーウォッチの世界にはスターウォーズやガンダムのような、本編以外にも描写されていない歴史がある。
ざっくり言うと、まず20年前、正義の組織「オーバーウォッチ」と悪のロボ軍団「オムニック」の世界規模な戦いがあった。
その後組織「オーバーウォッチ」は解体したが、テロ組織「タロン」の台頭により再結集して現在に至る、そんな成り立ちだ。
歴史マニアにもオススメだ。
またたまに短編アニメが公開され、世界観の補填をしてくれている。