やすおかのポケモンなどブログ

ポケモンの記事を書くと見せかけていろんなゲームの記事を書いてます。ポケモンは対戦派ですが、一番重要なのは楽しむこと。まだ見ぬ未開の地を求めて

未来予想2027年のポケモン30周年はこうなる!?|スマフォ版本家、AI、VR、など。

ポケモンの10年後、30周年を考えてみる

ポケモンというメディアも20周年を迎えた。いや、もう21年か。

20年前、私はこのコンテンツが20年続くとは思ってもいなかったし、おそらく大抵の皆さんも同様だと思われる。

しかし10年前となるとまた別で、10年続いたのだから20年くらい続くかもしれない、と考えだしていたのではないだろうか。

ではそれと同様に、このポケモンというコンテンツがまたここから10年続き、30周年を迎えた未来を想像してみてもいいんじゃないか。

 

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スマートフォン、タブレットでのプレイが当たり前に

スマートフォンゲーム市場は近年どんどん市場規模を拡大している。その一方で、近い将来携帯ゲームハード産業は市場が縮小していくだろう。

10年ほど前、任天堂が携帯電話でアプリをリリースすることなど考えられなかった。それが今では「スーパーマリオラン」や「ファイアーエムブレムヒーローズ」など、人気シリーズを次々と配信しているではないか。

ナイアンティック社が制作している「ポケモンGO」もその一つである。私はこれが単なる外伝ではなく、ポケモンのこれからを示す先導者であり、伏線であると考えている。

つまり将来は、ポケモンシリーズの本家が、スマフォ版としてでるであろうということだ。

ポケモンGOも画質という点では、すでに本家の3DSを上回っている。スマフォで出すメリットも色々ある。

 

ただ携帯ゲーム機市場も、もちろんあと10年で完全消滅とまではいかないだろう。現時点で30年近く続いており、収益を生み出し続けている市場を閉めてしまうはずがない。3DSの次世代機は必ずある。

 

 私が考える10年後は、現在のPS4版・PC版とそれぞれ売っているゲームのように、ポケモンもコンシューマ版・スマフォ版と分けて売られるようになるということだ。

 

さらに踏み込んで考えると、任天堂がスマフォ市場に参入し、そのモデル限定で動かせるゲームアプリを作ったりするかも。まあ、さすがにそこまでは期待しすぎか。

 

 

 

ポケモン対戦AIが進化して、人間じゃ勝てなくなる

 

人工知能、AIはすでに将棋・囲碁界という伝統的な知略ゲーム界において、人間の天才を超えてしまった。

ポケモン対戦界においても、まだ本格的にAIの開発を進めている人の噂は聞かないが、誰かが開発を進めれば人間を圧倒するのも遠い未来ではないだろう。

勘違いしそうなので触れておくが、ここでいうAIとはゲーム中に搭載されているものではなく、ポケモン対戦に特化したソフトを、誰かが開発したものとする。

まあゲーム中のAIが強すぎて誰も勝てなかったら、みんなが離れていくだろうが。

 

AIがどのような構築を考えるのかも興味深い。未来はAIが推奨する構築、努力値配分、技構成を人間が真似することになるのだろうか。

ただし、ポケモンは将棋・囲碁のような完全情報ゲームではないため、常に相手を出し抜こうとする精神がある限りは、まったく同じものだけが使われることはないだろうが。

 

また将棋・囲碁界のような権威を確立していないポケモン対戦界に、それだけの時間と労力を費やしてくれる頭脳と暇の持ち主がいるのかは、疑問だが……。未来にはスポンサーが付くことを信じるしかない。

あるいは天才と呼ばれる人々は、自分が興味を持ったことは損得勘定なしでやり遂げてしまうことがある。

たとえば、私の知る東大出身の人も、独学で世界大会に出られる将棋ソフトを開発している。

 

正当な対価が支払われない日本社会においては、そういう才能の気まぐれを期待した方が早いかもしれない。

 

 

 

一部、VR対応のポケモンゲームも作られる

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2016年大いに話題になり、そして忘れられてきているVR技術。現行のヘッドマウントディスプレイ+コントローラー操作以外に、脳波で操作するものも海外では思案されているという。

japanese.engadget.com

いやはや、未来の可能性は無限だ。「ソードアート・オンライン」の世界も最早夢物語ではないのだ。

 

任天堂は現在のところ、VRに興味がないかのような"気のないフリ"をしている。

「バーチャルボーイ」でのトラウマがある任天堂には、VRなど文字を見ただけでアレルギー症状になり、生命の危機すら感じるので触れたくもないのかもしれない。

が、日本のビデオゲーム業界でトップを争う企業が、この夢のような技術に手を出さないなどということがあるだろうか?大体近年の任天堂は、新しい技術にはちょっと遅れて参入し、独自のネーミングをつけたがる。

腰が重い任天堂も、10年後には流石にVRに手を付けているだろう。

そしてVR技術が導入されて、まず発売が予想されるゲームと言えばなんだろうか。「マリオ」はまあ当然として、次に来るのがポケモンではないだろうか。

 

こんなTVCMを想像してみよう。

ある日、無邪気な少年のもとに任天堂のVRハードがプレゼントされる。少年が嬉々としてVRを被ってみると、そこにはピカチュウが。

「今、新しい冒険が始まる」なんてナレーションまでつけば完璧だ。「あの頃憧れた世界が現実に」かもしれない。

 

 法律が改正され、日本でも世界大会が開かれる

日本で生まれたゲームのはずなのに、アメリカでばかり世界大会が行われる理由を知っているだろうか。格ゲーにしたってそうだ。

まずポケモンの世界大会では、1万ドル(約100万円)の優勝賞金が出る。これでも、世界大会としては安い方だが。

この賞金が現在の日本では刑法の185条で賭博禁止の条項に引っかかってしまうからというのが大きい。その他、風営法などにもひっかかる可能性がある。

 

ただeスポーツの普及に伴い、規制緩和が進めば、日本での開催も十分可能だ。アメリカまで40万円も出して行く必要はなくなる。

今年から全年齢向けになる「ポケモン竜王戦」は、そうなるための布石だと私は見ている。

 

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