フォートナイト50対50の楽しみ方が分からない人へ
このモードは結局のところ期間限定の「お祭り」だ。自由に楽しめばよい。
まあチーム戦なので、あまり自分勝手な振る舞いは困ったものだが、いろいろな楽しみ方がある。
それぞれの楽しみ方を、いくつかのタイプに分けて紹介しよう。自分はこれが1番楽しいと思えるものを選択すればよい。
ただチーム戦は結局のところ、協力して勝利を目指すのが楽しいぞ。目標があると楽しい。
軍人タイプ
円付近に着陸した後、きちんと武器弾薬資材ポーションを収集し戦闘準備を整え、集団行動を重んじ、敵の殲滅に尽力するタイプ。
建築もこなし、みんなで作った砦を拠点に敵と撃ち合う。
勝利を目指すうえでは最も基本的なタイプで、派手なことをせずとも貢献度は高い。
1、2キルを取って生き残れば、十分勝利に貢献できるだろう。例えキルできずとも、生き残って弾幕を張っているだけで十分貢献できる。
ただ周りが強すぎると「何もせずに試合が終わった」という気分になることも多いタイプである。人任せがイヤだという人にはあまり楽しめないムーブだ。
危険度:中
貢献度:中〜高
楽しさ:中
建築家タイプ
資材を集めまくって、ひたすら建築して貢献するぜというタイプ。戦闘にはそこそこ参加。
資材集めを優先するので、序盤味方と武器の奪い合いにならないのも利点。
オーソドックスな矢倉を建てまくるタイプ、屋根を建築しまくって謎のプラントを作るタイプ、どこからか大量のジャンプパッドを設置しまくるタイプなど、さらに細かく分類できる。
真面目にやっていれば、それなりに貢献度は高い。できるだけ序盤から素早く、味方が駆け付けやすい高所に砦を建築したいところだ。
通常ルールの倍資源が手に入るし、邪魔も入りにくいため、目一杯建築を楽しめる。
危険度:低〜高
貢献度:中
楽しさ:高
物資調達タイプ
時間をかけて武器弾薬回復アイテムを集め、円が収縮する頃に合流する。のんびり屋さんで、慎重なタイプ。
しかし円内の補給物資の方が良いものが手に入る可能性が高いため、あまりモタモタしていると全く貢献できない。
敵とも出会う確率が低く、イマイチ楽しくない。お散歩を楽しみたい人には良いかもしれない。
しっかり集めてきた回復アイテムを味方拠点で配ってくれれば、貢献できないこともない。
貢献したい、あるいは戦いを楽しみければ、独占できるからといってあまりにも円から遠い場所に降りるのはやめた方がいい。
危険度:低
貢献度:低〜中
楽しさ:低
暗殺者タイプ
さながらアサシンクリードのように、単独や少数で行動し、円内の敵の裏取りをしてキルを狙うタイプ。円内に入ってから裏取りを狙うのをこのタイプと分類した。
この勢力がいかに活躍するかが、割と勝敗の分水嶺になってくる。
あっさり返り討ちにあって退場することもしばしば。活躍できればヒーローだが、即返り討ちならば物資を敵に渡すだけの足手まといとなる。腕に自信アリな者にしかおすすめできない。
敵を倒せれば楽しいが、すぐ倒されたのでは楽しくない。
危険度:高
貢献度:低〜高
楽しさ:低〜高
ゲリラタイプ
暗殺者よりも更に過激で、円から離れた敵陣僻地に着陸した後、局地戦で敵を倒していくタイプ。
要するに「ランボー」である。
僻地では単独行動で油断している者も多いので、案外上手いこと行くことも多い。
ただ円に遠い場所では敵と遭遇できず、無駄足になることも。故にそこまで貢献度は高くないし、街に行かなければ意外と危険でもなかったりする。
ただ敵地に忍び込むのはスリリングで、かなり楽しい。すぐやられても諦めがつく。
危険度:中〜高
貢献度:低〜中
楽しさ:高
斥候タイプ
円内があまり物資のない場所の時も積極的に円の中に降りていくタイプ。
円内では補給物資がワンサカ落ちてくるので、上手くいけばロケットランチャーや金スカーなどを入手して装備を充実させられる。
装備が整った後は、軍人タイプに合流するか、暗殺者として更に積極的に動くタイプがいる。
ただ敵も当然物資を狙ってるし、暗殺者タイプに逆にキルされる危険もある。おまけに味方との物資の奪い合いも発生する。リスクの高い動き方だと言える。
貢献できるかどうかは、物資をどれだけ確保したうえで生き延びられるか、にかかっている。最優先は生き残ることだが、もちろんキルを稼げればなお良い。
またいつ敵が襲ってくるのか分からず、結構楽しい。即退場してしまうと楽しくないがね。
危険度:高
貢献度:中~高
楽しさ:低~高
逃走犯タイプ
このタイプは警察から追われている凶悪犯のように、建物の中や建築のスキマなどで息を潜めかくれんぼをしている。
仲間が次々に死のうと関係ない。自分の命より大事なものなど存在しないからだ。
このタイプが生き残り、最後に20人対1人にでもなれば勝敗は完全に決まりなのだが、そうなると新しいゲームが始まる。
そう、「最後の1人を探せゲーム」だ。これが割と見つからない。
いつまで経っても見つけられないと、勝ってるのになんだか悔しい気分になってくる。
中には、空中要塞を作って円が最終収縮するまで気づかれない者もいる。私もあわや逆転される寸前までいったことがある。収縮して糸のようになった円の中心に20人くらいが群がり、まさに蜘蛛の糸に登ろうとする地獄の民のようだった。
危険度:低
貢献度:低
楽しさ:低~中
遊び人タイプ
円から遠く離れた所に降りたかと思えば、好き放題に物資を集め、建物の破壊を楽しみ、悠々と円収縮の待機時間を過ごす。
そして気付いた時には円からあまりにも遠いので、急いで走っても間に合わず嵐で倒れる奴しばしばいる。
またティルテッドタワーなど密集地が安全エリアの場合、集団で集まってダンスしているのもよく見かける。中にはブギーボムを無駄に投げてきて強制的にダンスに参加させてくる奴も。
役には立たないが、陽気なタイプである。
危険度:低
貢献度:無~低
楽しさ:見てる分には楽しい
まとめ
私見だが、50対50ではできるだけ生き残って長く戦場にいた方が断然楽しい。
その方がチームに貢献できるのは言うまでもないし、この戦場がどういう結末を迎えるのかを生き残って最後まで見たい、と思うことが多いのだ。円の収縮場所によって毎回異なるドラマがあるからね。
他人のプレイを通してみるより自分の視点で見た方が楽しい。わざわざ映画を見に来て、開始5分で退席したいと思わないのと同じだ。つまらないと思っても大体最後までは見るだろう。