2019年、平成31年から令和元年へ元号が変わった今年も、魅力的なゲームがたくさんリリースされた。
その中でも私がのめり込むように遊んだ4タイトルを紹介しよう。
Apex Legends (エーペックスレジェンズ)
飽和気味のバトロワシューター界に、新たな風を吹き込んだタイトルだった。
3人1組というのも、ありそうでない新しい楽しさを提供してくれた。
APEXの原作はタイタンフォール。基本はPUBGに、オーバーウォッチのようなヒーローシューター要素を取り入れた。
まあ、分かりやすく言おう。
元々原作はロボットバトルゲームだったのに何故かロボットがなくなった。
代わりに、流行りのバトロワゲーになった。キャラごとに個性的なアビリティがあり、能力バトル漫画のような要素もある。
それがエーペックスレジェンズだ。
これと似たようなゲームはいくつもあったのだが、APEXは、総合力が他のバトロワゲーよりも優れていた。
操作のスピード感や、ゲームのテンポやバランス、グラフィック、世界観なども含め2019年の傑作だ。
これで無料というのも素晴らしい。
惜しむらくは、一時期チートが蔓延して、人が離れてしまったことか。
コミュニケーションツールとしても優秀で、これで交流の輪が広がった。
ブラスターマスターゼロ2
圧倒的な完成度の2Dアクションである。
トップビューとサイドビューのステージを交互に遊んで、アクションゲーマーの指と脳を飽きさせない。
さらにヒロインがかわいく、ストーリーも秀逸。
サンソフトのパロディがたくさん詰め込まれており、オールドファンを唸らせた。
これでわずか1000円程なのだから、非の打ち所がないようなゲームだよ。
ポケットモンスターソード・シールド
2018年に出たレッツゴーピカブイは、基本的に残念なゲームだったが、剣盾では見事にその評価を覆した。
据え置き機でもあるハードでの初めての完全新作で、秀麗なグラフィックやオープンワールドを取り入れた。
ただ、限られた開発期間を守ったゲームだから、やや粗が目立ったのが惜しい点であった。
あとレイドバトルがもう少し面白ければ良かった。
また、ダイマックスと強すぎたポケモン達が出禁になった対戦バランスは新鮮で、楽しいバランスに仕上がっている。
平成に生まれた伝説のゲームポケモンは、令和でもなお進化を模索している。
スーパーマリオメーカー2
「2Dマリオという遊び」の完成形。
2Dマリオでのオンライン対戦ができるなんて、感動した。
それも毎回世界中の誰かが作った違うコースで。
ゲーム制作ゲーム+コメントによる交流だった前作から、ここまで進化して、こんな素晴らしいゲームに生まれ変わるとは、想像もできなかった。
しかし残念なことに、このゲームは過小評価されている。
大概の人は、前作のマリオメーカー1と大して変わらないと思っている。
もったいないことだ。オンライン対戦は本当にカオスで楽しく、今までにない体験ができる。
ぜひ遊んで欲しいものである。
2Dアクションにオンラインマルチ要素を加えたゲームは、これからどんどん増えていって欲しいね。
よく2Dアクションは古めかしいなどと言われるが、私はまったくそうは思わない。
ボードゲームは、ビデオゲームよりも古めかしいから、劣っている、なんてことはない。
現代人でも楽しめるようにどんどん進化している。
マリオでもそれが起こった。昭和や平成初期の遊びを、令和でも楽しめるよう進化したのが、このスーパーマリオメーカー2だ。
残念なのは、ラグが起こりやすいことだね。
そこは将来、技術の進歩がなんとかしてくれるだろう。
遊んでなかったけど話題だったやつ
リングフィットアドベンチャー
これを発売日に買わなかったことは後悔している。
誰も注目していなかったから、少し天邪鬼な所がある私にはピッタリだったのだが……。
ニンテンドーラボとかいう1日で飽きてしまったダンボールが脳裏によぎってしまった。
来年どこかで遊びたいね。