ゼルダの伝説シリーズ、各タイトルのホラーな所ランキング
全ての日本在住者を焼き尽くすかのような暑さも弱まってきたが、ここは一つ怖い話で盛り上がろうじゃないか。
「ゼルダの伝説」シリーズの怖い話でね。
今回は、私の体験したゼルダの怖い所を思い出していこう。
1位:ゼルダの伝説 時のオカリナ「城下町のリーデット」
誰もが名作と認めるゲームだろう。
幼い頃の私は、このゲームの子供編は好きだった。怖さはあったが、ギリギリ耐えられるレベルだった。
フィールドで夜になった途端に、怖いモンスターわんさか出てくるのはくじけそうになったが、夜には探索しないことで何とか我慢できた。
そんな私が挫けたのは、大人編になってからだ。
あの楽しかった城下町が、リーデットというゾンビだらけになってしまったのだ。
このリーデット、顔も不気味だが声が怖い。攻撃も怖い。
怖いので絵もこれ以上は描けない。
思い出したくはないが、リーデットはなんとも恐怖を煽るようなうめき声を出していた。
しかもその声でリンクを金縛りにする能力を持っていて、動けなくなったリンクに抱きついてくるのだ。
これでビビらないちびっ子はいない。逃げることも困難なのだから。
さらに最悪なことに城下町はセーブポイントであり、ゲームを再開するたびに通らなくてはいけない場所だった。
嫌なのにリーデットの前を何度も何度も通らなくてはいけないのだ。
私の精神は恐怖に耐えられなくなり、私の時のオカリナはそこで終わった。
ホラーがやりたかったわけじゃないのに……。
なお皆が同様にトラウマとして挙げている「デドハンド」は、私は出会ってすらいない。
プレイを辞めたからな!
2位:ゼルダの伝説 風のタクト「プチブリン」、「幽霊船」
風のタクトもいくつかのホラー要素はあったのだが、中でもプチブリンの恐怖は忘れられない。
私が探索のために小さな島に降り立ったら、不快な鳴き声のようなものが聞こえてきた。
そしたら小さな敵がワラワラと出るわ出るわ、いくら倒しても無限に沸くのではないかと恐怖した。
風のタクトの敵出現時BGM+不快な声がダブルで精神にダメージを与えてきた。
そのため、無人島巡りに楽しみよりも恐怖心の方が勝るようになってしまったのだ。
またアイツらプチブリンどもが来るのではないかと思った途端に、島を回るのが楽しく無くなってしまった。
とにかくヤツらの声が嫌いなんだ。
これだけならまだ我慢できたのだが、「幽霊船」が私にとどめを刺した。
まず名前から「もう無理」となった。
結局、私の風のタクトもそこで終わった。
最近になって見たプレイ動画では、そんなに長いダンジョンじゃないみたいだから、もうちょっと勇気を出してやればよかったと後悔している。
3位:ゼルダの伝説 ムジュラの仮面「全て」
ムジュラの仮面はもう怖すぎて全部が無理だった。友人がプレイしている所と攻略本を見るだけでいっぱいいっぱいだった。
まずTVCMからして「今度のゼルダは恐怖」とかなんとか言って煽ってくるし。
月とムジュラの仮面怖すぎ。
時のオカリナですら怖かったのに、それより怖いなんて宣伝されたらとてもやりたくはなかった。
結局、このタイトルは64も3DSもやることなく終わった。
本来ならば1位だが、未プレイのゲームをこのランキングの1位にするのもどうかと思い、3位にとどめた。
私のムジュラの仮面はプレイ前に終わったが、何の後悔もない。むしろ恐ろしいゲームをやらなかったことに安堵しているほどだ。
4位:ゼルダの伝説 夢をみる島「テールのほらあな」
私にとっては1面ダンジョンの「テールのほらあな」がトラウマだ。
普通の人間にとっては怖くも何ともない場所だったろう。むしろレーザービーム店主やこのゲームのオチの方がよっぽど怖いという人の方が多いはずだ。
が、当時小学校低学年の私にとっては、難解でどうやっても先に進めないダンジョンだった。
当時ゼルダの伝説に初めて触れた私は「ブロックを動かすと扉が開く」という仕掛けがわからず、先に進めなかったのだ。
結局、カラー版が出てから改めて続きをプレイすることになった。
大体4年間も最初のダンジョンで足止めを喰らっていたのだ。
それ以外にも、「まよいのもり」も全体的に怖かった。
5位:ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス「砂漠の処刑場」
これもオリジナル版なら全部が怖かった。プレイできなかった。
だがこちらは、HD版が出た時は恐怖心よりも興味の方が勝り、何とかプレイすることができた。
実際にプレイすればわかるが、そこまで怖い所はなかった。少しばかり恐れ過ぎだったようだ。
ただし、ダンジョンは全体的に怖かった。中でも怖かったのがこの「砂漠の処刑場」だ。
もう入り口から怖い雰囲気だったので入るのが嫌だったが、いざ入ると幽霊だらけ。
このダンジョン攻略のテーマが幽霊集めだし、気がつくと体中に幽霊が憑りついてたなんてこともしばしば。
種類もガイコツやミイラ男など多種多様だ。きらい。
だが、そこは大人になっていた私。ある程度の耐性ができていた。
もし子供の頃にやっていたらもう諦めていただろうね。
あとこのゲームは、ミドナちゃんというかわいいヒロインが常に一緒にいてくれるので、彼女が精神の支えになって乗り切ることができた。
いやホントに。
6位:ゼルダの伝説 ふしぎの木の実「フォールマスター」
フォールマスターはどのシリーズでも「なんでこんな奴出したんだ。いなくなればいいのに」と思えるほど怖くて嫌な敵だ。
ただでさえ見た目が不気味なのに、捕まったらダンジョンの入り口に戻され精神的にも疲れる。
そしてこいつはいくら倒しても無限に復活する。
ゼルダの嫌な敵には共通点がある。それは"しつこい事"だ。
個人的にはふしぎの木の実の時のしつこさが印象に残っている。
神々のトライフォース2でも鬱陶しかった。しかし金網やヘキガなど回避方法が多かったため、そこまでじゃなくなった。
あ、もちろん時のオカリナはこいつが出てくるところまでやってないぞ。
7位:ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド「ガーディアン」
過去作に比べるとだいぶ怖さが抑えられたのがBotWだった。
まあ世界が滅んでだいぶ人口が減ったという世界観は怖いっちゃ怖いが。
で、その中で怖いと言えばガーディアンだろう。
地中に埋まっている奴はまだ怖くはないが、冒険を始めたばかりの頃、足が生えてるガーディアンに出会った時は恐怖しかなかった。
あいつヤバすぎるよお。見つかったらしぬ #ゼルダの伝説 #BreathoftheWild #NintendoSwitch pic.twitter.com/OWLjaOGgEs
— 伝説の逃亡者(やすおか) (@Legend_Teio) 2017年4月15日
ガーディアンは守護者の名を持つ殺人マシーンだ。
当たれば即死のレーザー、逃げきれない脅威のスピード、どこまでも追いかけてくるしつこさ、全てが恐ろしい存在だった。
リーデットのような得体のしれない怖さとは違った、機械ならではの怖さがある。
初代「ターミネーター」に追いかけられてるときのサラ・コナーの気持ちが味わえた。
そういえば「ターミネーター2」も私の大嫌いな作品の一つだ。怖いから。
ただ、装備が充実してガーディアンを狩れるようになった時は、それまでの恐怖が快感へと変わった。
8位:ゼルダの伝説 4つの剣+「このゲーム自体」
4つの剣+も、ムジュラの仮面とは違う意味でトラウマだ。
何故なら、これが出た時期の私は一緒に遊ぶ友人がいなかったから。
パーティゲームと考えれば悪くないゲームなのだろうが、1人でやっても全然面白くなかった。
特に収録されてる「ナビトラッカーズ」はくせ者だ。
テトラにボイスがついて喋りまくるのは悪くないのだが、正直大声で数字を連呼されるのは恥ずかしかった。
多感な時期の10代には色々と辛いゲームだった。ゼルダの中でも数少ない、買って後悔したタイトルだ。
あと3年くらい早く出ていたら、全く違う評価になっていたかもしれない。
終わりに
まだまだ語りつくせぬほどゼルダシリーズには怖い所がある。
基本1作品につき1個までしか怖い所を挙げなかったが、こんなもんじゃない。
が、これ以上長くなってもしょうがないのでとりあえず今回はここまでとしたい。
さて、皆さんは何がトラウマかな?