SuperAnimalRoyaleはバトロワシューターの新たな入り口となるか
バトロワシューターに興味はあったが、PUBGやフォートナイトを諦めてしまった人にオススメなゲームが登場した。
それがSuper Animal Royale(スーパーアニマルロイヤル)だ。
このゲームは、PUBGやフォートナイト、または荒野行動のような3D酔いは絶対無い。何故なら2Dだから。
そして流血描写もなく、赤い血を緑に変える必要もない。かわいい動物が撃ち合うだけの楽しいゲームである。
情報量が少ない簡素・簡易なバトロワ
私は、このゲームをプレイしてすぐに、バトロワというジャンルに足りなかったピースに気がついた。
今までのバトロワは、情報量が多すぎた。
Super Animal Royaleは画面の情報量が少なく、脳がパンクを起こすことは少ないはずだ。解像度が高すぎる3Dゲームでは、しばしばそういうことが起こって疲れるからね。
余計なものは削ぎ落した。
このゲームの良い点は、とにかくシンプルなところだ。
プレイしてみれば、「こんなに簡素でも楽しめるのか」と新鮮な驚きがあった。
これ程簡素でも、私のハートに火をつけるのには十分だった。
それに、PCの負荷も気にする必要がないのも良い点だ。
かわいい動物たちによる銃撃戦というギャップ
「ギャップ」も本作の売りの一つ。
Super Animal Royalは、かわいい動物たちが、物騒な銃を持って撃ち合う。
スターフォックスもそうなのだが、かわいい動物たちがミリタリーの力を戦うのは何とも言えない魅力がある。
こういうジャンルに名前を付けたいくらいだ。
「アニマリタリー」とか?ちょっとダサいか。
銃・アイテム紹介
銃はAR、SMG、ショットガン、スナイパーライフル、ハンドガンの5種類に、フォートナイト同様のレアリティが設定されている。
回復薬は上限の200ポイントまで。回復ボトルを拾うたびに、右下のボトルがたまっていく仕組みだ。
投擲武器のグレネードは1種類。
ビークルは1種類。ボールに乗って転がるだけ。
ゴチャゴチャいっぱいあって分かりづらい、覚えることが多すぎて大変だ、なんてことは無い。
ここまで簡易にしても面白いのだ。複雑なゲームが苦手な人におススメしたい。
2D独自のスペクタクル性
2Dの対戦シューターであるSuper Animal Royaleには、3Dには無い独自のスペクタクル性がある。
まず索敵が独特だ。
自キャラがいる位置を基準として、そこから影の位置にいる敵キャラは画面に映らないようになっている。
だから死角が多い場所では、敵が出たり消えたりして、気の抜けないスリリングな戦いになる。(おそらく相手からも同じように見えているはず)
ジャンプアクションも鍵を握る。
ジャンプはこのゲームでは回避や加速、急な方向転換などさまざまな場面で使える。これが
動物がジャンプするのは動きもスタイリッシュでカッコいい。
フォートナイトみたいに屈強な人間達がぴょんぴょんしながら間抜けに戦う必要はない。
フォートナイトをリスペクトし過ぎな点も
メニュー画面や武器のレアリティなど、随所にフォートナイトの影響が見られる。
ここだけ見たらフォトナファンは「なんだフォートナイトの出来の悪いコピーか」と感じるかも。
まあ流石に、武器のレアリティの色分けまでフォートナイトと一緒なのはやりすぎ。
せっかく素材の良いゲームなのだから、もう少しインターフェース類をオリジナルにすべきだ。
Super Animal Royaleまとめ
- 余計なものを排除した簡素なバトロワ
- 軽い
- 覚えることが少ない
- かわいい動物と殺伐とした撃ち合いのギャップが魅力
- 2Dならではの楽しさがある
- UIはフォートナイトを真似しすぎている