ニンテンドースイッチのスマブラSPは買うべきなのか、買うべきでないのか。
この記事はそんな迷える仔羊の貴方の指標となることを目指してみた。
スマブラSPを買うべき人
スマブラSPを買うべきなのに、貴方のためのスマブラSPはまだ店頭に飾ってある。
そんなもったいない人達を考えてみた。
共通して言えるのは、少しでも「闘争心」を持っているかどうかだ。
動画を見て熱くなった人
チョイスは私の趣味だが、こういう感じの動画を見て「俺もやりたい!」と感じたのなら、もう何も言うことはない。
迅速にスマブラSPを手元に置くべきだろう。
スマブラSPは決して軟派なキャラゲーではなく、手に汗握る対戦アクションなのだから。
ゲーム好きの友達が多い人
実はこのゲーム好きの友達がいるかどうかが1番重要だ。
確かに1人用モードは充実しており、CPUのAIも格段に強化された。オンラインランダム対戦で、知らない人とも遊べる。
1人でも十分に遊べる、まあ遊べるのだが、やっぱり友人とやるのが1番盛り上がるんだよなあ。
本当に1人だったら続けられないはずだ。
インターネットコミュニティに入っていく勇気のある人
友達がいないからスマブラSPを買ってもしょうがない?
ならこれから作ればいいじゃないか。
幸いなことにスマブラSPは販売数に恵まれ、多くの人が遊んでいる。SNSなどで一緒に遊ぶ人を見つけるのは、難しいことではない。
大事なのは、そこに入っていく勇気を持てるかどうかだ。一歩踏み出す勇気が、貴方を違う世界に導くのだ。
私はそのことを、スマブラから学んだ――わけではなくアニメ「宇宙よりも遠い場所」から学んだ。
長年ゲームを遊んでいるおじさん・おばさん
「あ~懐かし~」
私も何度そういう気持ちにさせられたか。
スマブラSPとは、中高年を過去への旅に連れて行ってくれるゲームである。
任天堂のみならず、国内のゲームをたくさん遊んできた人ならば、思わず懐古主義に走ってしまうだろう。
でも理解してほしい。これは昔を懐かしむためのゲームではなく、エキサイティングで愉快なアクションゲームだということを。
パーティーゲームを探している人
このブログにはパーリィー・ピープルなど訪れないと私は確信している。
が、友達がたくさんいてパーティーで遊ぶビデオゲームが必要なら、スマブラはかなりオススメだ。
操作がシンプルで、誰でもすぐに覚えられるからだ。
別に勝っても負けてもさほど気にしないような、気のおけない仲間達と盛り上がるには最適なゲームである。
スマブラSPを買うべきでない人
一方、こんな人はスマブラには向かないから、あまりおススメしないという人も紹介する。
こういう人は 一日で飽きてしまうかもしれないから、GEOなどで売りたいならDL版は買わない方がいいぞ。
共通点は、「闘争心」が無い、もしくは薄い人だということだ。
高齢者
スマブラSPはゲームスピードが上がり、よりエキサイティングなゲームになった。
が、その分、高齢者には厳しいゲームになった。スマブラSPが老若男女問わず楽しめる、と思っているならそれは間違いである。
楽しむにはある程度の認知能力と反応速度が必要だ。
ただ、私はスマブラSPをプレイしだしてからちょっと若返ったような気がしている。気のせいかもしれん。
認知症予防で遊ぶにはいいかもしれない。
戦いが苦手な人
スマブラは、シンプル操作でアクションや格闘ゲームが苦手な人も、幅広く受け入れてくれるゲームである。
だが、それでも「戦う」という気持ちが微塵もなく、反戦デモに参加する平和主義者にとっては、つらいだけかすぐ飽きるゲームになってしまうだろう。
なぜなら、これは熱く戦いを求める者のゲームだからだ。
スマホを指一本で操作するゲームしかやったことない人
私はこの前のレビューで、1人用モード「灯火の星」はゲーム史上最大のソシャゲだとお伝えした。
とはいえ、指一本でポチポチすればいいようなソシャゲがお好みの方には、スマブラSPは不向きかもしれない。スマブラは右手も左手もたくさんの指を使う。
指一本しか知らなかった人には難しすぎて、スイッチを破壊してしまう可能性すらある。
負けることが嫌いすぎる人
スマブラSPは割とCPU戦の難易度が高いと巷では言われている。
確かにCPUのAIは明らかに強くなった。ハイレベルなCPになると、プレイヤーの攻撃をしっかりガードし、吹っ飛ばした後の追撃も容赦がない。
スマブラSPのCPUは、昔よりも明らかに強い。
ただ、レベル設定を間違えなければ、そうでもない。レベルが低いCPは昔のままだ。
灯火の星も難易度が高いと言われる。まあ、あれは確かに最初は難しいかも。
ソシャゲのようにスピリットの戦闘力を上げないといけないからね。私も最初のうちは負けて覚えた。
また、オンラインランダム対戦では、CPU戦よりもさらに思い通りにはならない。
友人同士の対戦と違い、自分の弱さを受け入れないと続けるのは難しいだろう。
いずれにせよ、よほどの天才でない限り、「最初は負けて覚える」のはスマブラの基本である。
それが受け入れられないと、すぐに投げ出してスイッチを破壊するかも。
最初から全キャラ使えて当然だと思っているせっかちな人
「最初から全キャラ使えるんだろう?」
スマブラSPは、そのような傲慢な考えの人間は無視した。
というか最初からたくさんのキャラが使えたWiiU版は、むしろつまらなかった。情報量の多い画面に、混乱するばかりで、やる気は削がれた。
今でも、モザイクアートのようなステージ選択画面を見ると少し目眩がするというのに、最初からキャラがいっぱいいたら、かえって投げ出しただろう。
それは小学校6年間の勉強を1日で履修せよ、とムチャな課題を押し付けるようなものだからだ。
それに最初からキャラが多いと「ストーリー」がない。
自分でがんばって隠しキャラを出した、という経験がないから、単なるドラマのないツールとしか思えず、すぐに飽きるのだ。
だから、少ないキャラから根気よくキャラを増やしていける人が、スマブラSPを続けられるはずだ。
いきなりテストで満点を取ろうとする人には、少し苦手なことかもしれない。
まあ一夜漬けがすごい人も、中にはいるけどね。