やすおかのポケモンなどブログ

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【簡単に解説】PS5のスペック、予想価格は?ゲーミングPCと比較しながら

PS5のスペックや価格はどのようになるのか?

プレイステーション5(PS5)のマシンスペックは、ゲーミングPCに挑戦していくものになりそうだ。

3月19日にPS5のスペックがとうとう明かされた。どうやらゲーミングPCにも負けないような性能とグラフィックを追求するようだ。

 

基本情報技術者の資格を持つ私が多少の知識を持って、PCやゲーム機のスペックに詳しくない人にも解説しよう。

 

www.jp.playstation.com

 

 

 

PS5の特長は爆速な点!最新ゲーミングPCにも負けない性能

結論だけザックリ言うと、PS5は、2020年3月時点の最新ゲーミングPCにも負けない性能を持っている。

それは次の項でザックリ解説しよう。

 

さらに開発責任者のマーク・サーニー氏が強調したかったのは、「めっちゃ速いよ!起動もローディングもインストールも一瞬よ!」とのこと。

 

PS5は爆速
参照:https://www.youtube.com/watch?v=ph8LyNIT9sg

 

上の英語を訳せば

超速ブースト

ローディング画面なし

超高速ストリーミング

ゲームデータの重複排除

パッチのインストールもあっという間

 と、とにかく速さを強調している。

専門的でピンとこない所もあったが、ゲーマーにとってお馴染みの「ローディング画面」が無くなる速さというのは、中々センセーショナルだ。

 

ゲーミングPCとのザックリ比較

PS5のCPU(良い程計算性能が高くなるやつ)

は8コア16スレッドでクロック数は3.5GHz。

 

今主流のCPUと比較しよう。

現在多くのゲーミングPCに搭載されているCore i7-9700K、これは8コア8スレッドで3.6GHz。

スレッド数(多いほど並列処理ができる)ではPS5が優位に立つ。

 

さらに 比較用に、まさに今私が使っているゲーミングPC(19万円)は、Core i7-8700で6コア12スレッドでクロック数は3.20 GHz。負けた。

 

 

PS5のGPU(良い程画像処理がすごくなるやつ)

は10.3TFLOPS(自動車で言ったら馬力みたいなもの)だ。

PS4は1.84TFLOPSだったので、その約5.6倍。

 

NVIDIAの最新GPU、 ややハイエンドなゲーミングPCに搭載されるGeForce RTX 2080(2018年9月発売)が10TFLOPSなので、それと互角。

ちなみに私の使うGeForce GTX 1070 Tiは8.1TFLOPS

 

私が2年前に19万円で買ったゲーミングPCよりもPS5の方が優れている。

発売時期が違うとはいえ、ちょっと悔しい。

 

スペックならゲーミングPC>コンシューマという風潮に挑戦するPS5

今やビデオゲームは、CSでもPCでも同一タイトルが遊べるのが当たり前となった。

ビジュアルやローディング時間など、単純な性能面での高品質を追い求めるなら、ゲーミングPC。それは、現代のゲーマーの常識だ。

 

何故なら、PCはその気になればいくらでも"金をかける"ことができるからだ。

CPUに10万円、グラフィックボードに10万円だなんて具合に。SSDも複数搭載し、メインメモリに電源、果てはマウスやキーボードにもお金を費やすこともできる。

 

しかし価格を抑えているコンシューマーゲーム機(CS機)ではそうはいかない。

単純なスペックでは勝負にならないので、CS機はあらゆる付加価値を付けることでゲーミングPCと差別化している。

 

例えばSwitchは、据え置き機と携帯機のハイブリッドで、PCにはない付加価値を提供している。

PS4も、本体価格を最低2万円程度に抑えたり、フリープレイやその他サービスで付加価値を生み、PCや他社ハードと差別化してきた。

最近はめっきり少なくなったとはいえそのハードでしか遊べないソフトもある。

 

しかし、「ゲーミングPCより安く、サービスが充実」を売りにしたサイクルは終わりに来ているようだ。

次世代機のPS5は最新ハードらしく、純粋に性能面で勝負したいと見受けられる。

ここでは割愛するが、実はXBOXの後継機も、同様の戦略をとるらしい。

 

【予想】気になる価格設定は……

さて、性能面で大幅な強化が入ったという事は、お値段も相当なものになるはずだ。

私の20万円のPCよりも高性能なのだ、安くはないだろう。

最低でも10万?いや……。

 

ここは、私がソニーの社長になったつもりで考えてみよう。

「一般庶民がなんとか気軽に遊べる3~4万円帯のゲームハード」という魅力的な市場を、ニンテンドースイッチに完全に明け渡してしまっていいものだろうか。

今どき10万円も近いゲームハードなど、相当なゲームマニアでもない限り買うことはない。というか、買えない。

8万円?まだ、高い。Switchの倍以上では日本人の80%は買えない。

 

さあ、ここで歴代PSの発売当時の定価を見てみよう。

  • PS4 2013年11月:41,979円
  • PS3 2006年11月:59,980円(60GBモデル),49,980円(20GBモデル)
  • PS2 2000年3月:39,800円
  • PS 1994年12月:39,800円

 

「物売るっていうレベルじゃねえぞ!」(2006年)

と発売時にバカ騒ぎがあったPS3ですら、6万円に抑えていたのだ。

さらにリーマンショックが起きた直後2008年10月、その価格は80GBで39,980円まで抑えられた。

PS3本体モデル・種類 - PlayStation3

 

さて2020年はリーマンショックにも負けない出来事が起きている。6万円でも厳しいのではないか。

ならば、49,980円で出してはどうだろうか。

 

そんなバカな、GPUだけでも8万円相当はするはずだ!とお怒りの方もいるだろう。

だが、経営者の立場で考えると、8~10万円のゲーム機を売るのは、高台から溶鉱炉に飛び込むような危険行為だ。

「売れない」のだ。その価格では。

 

思えばPS3も発表時は10万円近くするのではないかと噂されていたが、そうはならなかった。

どんなに高くても、PS3と同等の59,980円が限界だ。もちろんこれでも、まだ高いが。

 

ちなみにengadgetなどが報じているところだと、価格は5万5千円程度ではないかというリークがあったらしい。
匿名掲示板でのリークだから信ぴょう性には疑問だが、ちょっと当たっているところもある。話半分に受け止めておこう。

PS5は2月5日に正式発表、10月発売で価格は5万5千円?リーク情報がわずかに信ぴょう性を帯びる - Engadget 日本版

 

もちろん、この記事に対しても同様に考えてもらって結構だが。

 

 

PS5についてのまとめ

  • 最近の20万円程のゲーミングPCにも負けない性能
  • 爆速な点を、特に売りにしている
  • 価格は5~6万円か?

 

もしこの予想価格通りになったら、PS5は5~6万円でも相当なお買い得である。
ソニーはどうやって元をとるんだ?というのは気がかりではあるが、PS5には期待して待ちたい。

 

 

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