やすおかのポケモンなどブログ

ポケモンの記事を書くと見せかけていろんなゲームの記事を書いてます。ポケモンは対戦派ですが、一番重要なのは楽しむこと。まだ見ぬ未開の地を求めて

渋谷のVRパークに行ってみた話。

一説では若者の街と呼ばれる、人を迷わせる街、渋谷。

この街にはあらゆる場所に罠が仕掛けられ、人々を迷子にさせてしまう。街もビルも無意味に複雑で、どこに行ったらいいかすぐ分からなくなる街なのだ。

そんな渋谷に、最近ゲームオタクに向けてウツボカズラのようなトラップ施設が新設されたらしい。

それがVRパークとかいう店だ。なんでも、今流行りのVRを体験させてもらえるという。TVCMも見た記憶がある。

 

 

今回、こんなに長い時間1人で渋谷をうろついたのは初めてになる。

繰り返すがこの渋谷の街には数々の罠が仕掛けられている。

例えば、映画館が4階にあるのに、何故かわざわざ1階でチケットを購入しろとエレベーターを往復させられる。しかも1階のチケット売り場は、初見では絶対に気づかない場所に設置されていて、受付嬢はお客が来てものんびりと居眠りをしている。

 

また別のビルでは、5階も6階もフロアがあるのに、ほぼ婦人服しか売ってない店もある。

この日、私は尿意のせいでウッカリそのビルに迷い込んでしまった。

しかも最悪なことに、この日の私は同人誌即売会帰り。アウトドアにでも行くような格好をしていた私が、オシャレな女性客しかいない店に入ったら「何か珍しい生き物が来た」と後ろ指を指されるのも仕方のないことだった。大変気まずい思いをした。

 

そんなわけで、渋谷の街を迷子のように彷徨ったのち、VRパークに入ってみた。

「パーク」と言うので動物園かディズニーランドのような施設を思い浮かべていたのだが、なんてことない普通のゲームセンターだ。アドアーズの1チェーン店が、ブランドイメージ確立のために流行りのハイカラな名前を名乗っているに過ぎない。なるほど、上手いマーケティングを思いついたものだ。

ただVRソフトを体験できるのは事実なようだ。4階が丸っとVRプレイ場にあてがわれている。

料金は110分で3300円、割引を駆使しても一般2700円と、カラオケボックスよりは大分高い。

ヘッドマウントディスプレイはHTC VIVEっていうのを使っているらしい。どのグレード帯のものかは知らないが、この辺は私も購入を検討中だ。

 

 

しかし、お金があったに関わらず、この日の私がVRパークで遊ぶことは無かった。

店員が言うには「予約がいっぱいだ」とのことだが、本当は私にこう言いたかったのだろう。

「お前のリュックサックにはコミック1で買った成人向け同人誌がたくさん詰まってることは知っているぞ。そんな奴がこのリア充の領域で遊べると思ったか。大人しく地下深いまんだらけにでも行ったらどうだ」と。

 

そんなわけで店員の忠告を真に受けた私は、おとなしく“地下矯正施設”まんだらけに向かった。

VR体験記を期待していた人には申し訳ないことをした。いずれは、ちゃんとしたVRの体験記やレビューを書くと約束しよう。

渋谷のまんだらけは初めて訪れたが、貴重な品がたくさん置いてある店だ。今は初期のポケモンカードも結構値上がりしているのがよく分かった。

地下階段の「地獄への入り口」のような雰囲気だけはどうにかした方が良いが、地上がまぶし過ぎて地下に篭ってしまった人達への店だからしょうがないのだろう。

その後アニメイトにも行き、コミック1では成年向け同人誌を買うのを躊躇した「宇宙よりも遠い場所」の水着が描かれているクリアファイルを買った。

実はこの「よりもい」のクリアファイル、数日前に地元のアニメイトでも見かけたが買うのは躊躇した。何故なら、「よりもい」はあまりに尊いので、性的な目で見ることなどできなかったからだ。

それでもまあ、ワイセツな同人誌を立ち読みしてしまった後では、公式の水着くらいいいか、という気持ちになった。変な話、耐性ができたのだ。こうして人はより強い刺激を欲してしまうんだなあ。

しかし、普段防寒着で分からなかったが、キマリも報瀬ちゃんも案外ナイスバディじゃなかろうか。

 

そして帰りにも、渋谷の街は迷路のようだった。人が多すぎるせいかビルが高すぎるせいか、GPSも役に立たない。

 

まあそんな具合で、たまには個人的な内容を書いたブログを書いてみた。

今日は「渋谷」を体験したというお話だったのだ。