今作から登場したスペシャルウェポンで、ガチエリアの強い味方、アメフラシ。
インクの雨を降らせることができる愉快なスペシャルだ。
前作のトルネードのような速効性はないものの、効果時間が長く効果範囲も広い。
一撃で敵を消し飛ばす程の威力は無いが、じわじわと削られるので気が付いたら50%くらいのダメージが入ってることも。
こいつの発動時に4人全員でアタックを仕掛ければ、ガチエリアの奪還などたやすいことだ。
注意:以下の内容には、「ブツブツしたもの」、「丸い粒の集合体」が苦手な人には過激な内容が含まれる可能性あり。
生き物や蓮コラ画像などは貼っていないが、閲覧には少々注意されたし。
アメフラシのインク跡が気持ち悪い、という声多数。
そんなアメフラシであるが、ツイッターなどではさぞかしその性能を称賛したり、嫉妬したりの声で溢れているのだろうと検索してみたところ、驚いた。
性能云々以前に、「塗り跡が気持ち悪い」という意見ばかりで、性能のことなどほとんど言及されていないのだ。
なぜなのか。
確かに、私も心地よい塗り跡かと言われれば、イエスとは答えられない。
だが、そこまで嫌悪感を抱くものではなかなった。
「蓮コラを想起して嫌だ」という意見も見られた。
「蓮コラ」とは、蓮を人間の肌にコラージュしたという、実にシンプルなコラージュだが、多くの人が強い嫌悪感を抱くことで知られている。
おっと、間違っても「蓮コラ」で検索して、このブログのせいにするのはやめてほしい。検索するなら自己責任だ。私はおススメしない。
そして、アメフラシの塗り跡や蓮コラのようなブツブツしたものの集合を恐怖する人のことを、造語で「トライポフォビア」と呼ぶらしい。
こういう人たちは蓮や蜂の巣、といった植物や虫だけでなく、スポンジの穴や軽石の模様、ドリンク類の泡立ちを見ているだけでも何故か気持ち悪くなってしまうらしい。
その原因は未だはっきりと説明できるものではなく、トライポフォビアでない人間にはなかなか理解するのが難しい。
だがタイムリーなことに、つい先日、英国のケント大学の研究チームが、この問題に対しての新たな見解を示した。
それが以下の記事。この記事にはブツブツしたものの画像が結構出てくるので、閲覧には注意してほしい。
ニコニコニュース版の方がまだ写真は少なめだが、それでもまだ蓮の写真があるので、うっかり見て卒倒してしまっても私を恨まないでほしい。
ニコニコニュース版:
ブツブツ恐怖症「トライポフォビア」の原因が遂に判明! 無意識にアレを恐れていたからだった(最新研究) | ニコニコニュース
怖くて読めない人のために一部を引用しよう。
この記事によれば、
トライポフォビアは今、男性の10人に1人、女性の5人に1人といわれている。
だそうだ。ならば全体では7.5人に1人の割合か。百分率で言えば約13%で決して低くはない。
そしてその原因は
この結果から、小さな穴やブツブツの集合体に恐怖心をもつ人は、潜在的に寄生虫や伝染病に著しく不安を感じている可能性が大きいというのだ。天然痘、はしか、風疹など伝染病の多くは皮膚に発疹、すなわちブツブツの集合体を引き起こす。 また、外寄生生物であるダニ、ウマバエなどにかまれたときも同様で、皮膚に小さな穴があき、斑点が密集する。これらが日常で目にする“よく似た形状”に対して「感染源となりうるもの」と認識され、過剰な生体反応を引き起こしているのではないかと結論づけている。
だそうだ。
要約すると、「トライポフォビアの人はそれ以外の人より寄生虫や伝染病が怖い。ブツブツした集合体を見ると、それが何であれ病気の感染源と認識し、震え上がる」ということだ。
この学説の真偽はともかく、対処法に至ってはまだ研究に至ってないようだ。
この塗り跡が猟奇的で仕方ないという人はどうしたらいいのだろう。
任天堂のアップデートをただ一心に待つしかないのだろうか。
私が思うに最大の対策は慣れだ。
私は以前、ゴミが汚らしく触るのも不快だと感じていた。
それが仕事でゴミを捨てたり、時にもっと汚いものの処理をするようになってからは、別に気にならなくなってしまった。
ツブツブがダメだと言う人は、いっそこの記事のラストに貼られている動画のように、自分の手にブツブツの魔改造を施して過ごしてみるといいかもしれない。
自分の手が不気味過ぎて、ゲーム内の粒のような物などどうでもよくなるはずだから。