2017年6月の大会はプリティプリマ
出典:Pokémon Global Link
ポケモン公式がまた奇妙な大会を思いついたようだ。
その名は「プリティプリマ」。「プリズマイリヤ」ではない。"かわいい主役"という意味だ。
「高さ1m以下のポケモンのみが参加可能」のダブルバトルという特殊ルール。そしてまたしてもメガストーンは禁止。
今回看板を飾っているのは、スナバァ、パチリス、ゴンベ、ミミッキュというポケモン達だ。なるほど、低種族値ポケモン達のお祭りになるのだろうか。
準伝(580族)はエムリット、ユクシー、アグノム、UB(570族)はカミツルギのみが使える。
あと合計種族値500以上なポケモンではニンフィアなどのブイズ全員(525族)のほか、ポリゴンZ(535)、ポリゴン2(515)、シャンデラ(520)、ドリュウズ(508)、FCロトム(520)、Aベトベトン(500)などが目立つ。
500未満にもやナットレイ(489)や、エルフーン(480)、ミミッキュ(476)、コータス(470)、Aガラガラ(425)にマリルリ(420)もいる。
ダブルレートでも戦えるポケモンが結構な数そろっている。少なくともスナバァやゴンベが"かわいい主役"になるとは思えない。
この記事では上記のブログで書かれていない、ダブルバトルで重要な特性の「天候始動系」と「いかく」、「いたずらごころ」を使えるポケモンを載せていこう。
そして技は「ねこだまし」「トリックルーム」「おいかぜ」「ワイドガード」を覚える出場可能なポケモンをまとめてみた。
有用な特性
天候始動特性
ひでり
- コータス(470)
- ロコン(299)
ゆきふらし
- ユキカブリ(334)
- Aロコン(299)
すなおこし
ヒポポタス(330)
どうやら天候パは晴パの1強になりそうだ。コータスの相方ドレディアは参加不可だが、代役にキレイハナが考えられる。
まあそのメタとしてヒポポタス・ドリュウズの並びも無くはないかもしれない。
いかく
最終進化形では
- アメモース(454)
- ハリーセン(440)
- グラエナ(420)
- クチート(380)
という"豪華メンバー"である。クチートはメガシンカできないのがつらい。
これ以外の最も上位の進化形では
- ハーデリア(370)
- ルクシオ(363)
- ワルビル(351)
- ガーディ(350)
- ズルッグ(348)
- ムクバード(340)
- ブルー(300)
となった。
いたずらごころ
- エルフーン(480)
- クレッフィ(470)
- ニャオニクス♂(466)
- ヤミカラス(405)
- ヤミラミ(380)
- バルビート(430)
- イルミーゼ(430)
- リオル(285)
- チョロネコ(281)
こちらはボルトロス、トルネロス、レパルダス、メガジュペッタ以外のポケモンが全部使える。「いたずらごころ」というのは小さなポケモンが生き残るために身に着けた知恵なのだろう。
カプ・テテフがいないならば特性いたずらごころを持つポケモンも使いやすいかもしれない。
有用な技
ねこだまし
流石に多いので最終進化形のみ載せる。
- ライチュウ(485)
- ライチュウA(485)
- ニャオニクス♂(466)
- ニャオニクス♀(466)
- ブニャット(452)
- ペルシアン(440)
- カクレオン(440)
- トゲデマル(435)
- ヤミラミ(380)
- デリバード(330)
ほう、まさに"プリティ"なポケモンだらけではないか。こういったポケモン達こそ、この大会にふさわしいだろう。ぜひこの中からポケモンを採用したい。
やはりテテフがいないので少し扱いやすくなるだろう。
トリックルーム
ここは最終進化形と、ポリゴン2のみを記そう。ついでにSも合計種族値の横に書いておく。
- エムリット(580 S80)
- ユクシー(580 S95)
- アグノム(580 S115)
- ポリゴンZ(535 S90)
- エーフィ(525 S110)
- シャンデラ(520 S80)
- ギギギアル(520 S90)
- ポリゴン2(515 S60)
- メレシー(500 S50)
- ムウマージ(495 S105)
- パンプジン中(494 S84)
- パンプジン小(494 S99)
- ランクルス(490 S30)
- キュワワー(485 S100)
- オーベム(485 S40)
- エルフーン(480 S116)
- ミミッキュ(476 S96)
- ハギギシリ(475 S92)
- ブーピッグ(470 S80)
- ニャオニクス♂(466 S104)
- ニャオニクス♀(466 S104)
- フレフワン(462 S29)
- チリーン(455 S63)
- カクレオン(440 S40)
- ココロモリ(425 S114)
トリル発動員なら、今回も1番人気はポリゴン2だろう。2番人気がミミッキュか。個人的には、特防が高く炎に耐性があってコータスを見れそうなブーピッグには注目している。
おいかぜ
- ルチャブル(500)
- エルフーン(480) いたずらごころ
- オドリドリ全種(476)
- アメモース(454)
- バルビート(430) いたずらごころ
- イルミーゼ(430) いたずらごころ
- エモンガ (428)
- ココロモリ(425)
- ガーメイル(424)
- ポワルン(420)
- ぺラップ(411)
- ヤミカラス(405) いたずらごころ
- ヒノヤコマ(382) はやてのつばさ
とりあえずルチャブル、エルフーンを見たらおいかぜに警戒すべき。
特性が「いかく」でおいかぜまで覚えるアメモースはもしかしたらこのルールでは強ポケモンかもしれない。
ワイドガード
- ドヒドイデ(495)
- ニダンギル(448)
- パラセクト(405)
- ゴローン(390)
- ゴローンA(390)
- ガントル(390)
- ノズパス(375)
コータスに対抗するために重要になりそうな技。最終進化形は3体しかいない。
環境・ランキング上位ポケモン予想
トップメタとして使われそうなのはこの辺だろうか。
コータス:まともに使える唯一の天候要因で高火力の2体同時攻撃、炎を受けられるポケモンが少ない。キレイハナやマラカッチ、ワタッコなどとの並びが考えられるほか、トリルエースとしても期待。
ポリゴン2:安定の高耐久トリル発動員として優秀。ダウンロードで火力底上げも。
ポリゴンZ:Zワザの「はかいこうせん」は相手にとっては大きなプレッシャーになる。Z「テクスチャー」型も厄介。
カミツルギ:高速高火力枠として。スカーフ型がビーストブーストで火力を挙げてくると止めにくい。コータスなど炎タイプに弱いのがネックだが。
Aガラガラ:トリル下で上を取れる状況なら圧倒的な制圧力を誇る。A特化で鉢巻特化130族相当。高火力で広範囲。
シャンデラ:高火力2体同時攻撃、やはり炎は受けづらい。「もらいび」で炎無効枠。
ニンフィア:高火力2体同時攻撃と言えば6世代ではお馴染みのポケモンだった。「ハイパーボイス」が使えるのは良い。炎が多いので通りは悪そうだが、鋼が少ない環境で動きやすいのではないか。
ミミッキュ:なんだかんだで安定。トリル発動員としてもいいし殴ってもいい。
Aベトベトン:特殊アタッカー全般をある程度見られ、「はたきおとす」の一貫性が高い。
マリルリ:電気が少なく、炎が多い環境で動きやすそう。またカプ・テテフもいないので存分に「はらだいこ」+「アクアジェット」が狙える。コータスの取り巻きの草タイプには注意。
ドリュウズ:それなりの速さと高い火力。Zワザの「じしん」が炎タイプの脅威になりそうだ。
モロバレル:6世代ダブルではトップメタの一角。「キノコのほうし」と「いかりのこな」が強力で耐久が高い。サポート役として非常に優秀。
ハリーセン:種族値は物足りないが「いかく」枠として。耐性も優秀。
アグノム:高速高火力枠として。と言ってもそこまで火力があるわけではないが。Zクリスタル持ちや珠が多そうだ。一応壁も貼れる。