そうだ、クラシックミニファミコンやスーファミが出たのだから、ゲームボーイ・クラシックミニも発売するかもしれない。そんなことを誰もがこれまでに1度は予想しただろう。
クラシックミニ ニンテンドー64がもし発売されたら。収録タイトル・本数・価格を予想
ただ私はこの記事を書こうとした時、ふと疑問が生じた。
photo by William Warby
もし出るとしたら仕様は?
初代のゲームボーイはとにかくデカくて分厚い。ニンテンドースイッチが人気な時代に住む"未来人"達から見たら、昔の人はこれで石を砕いていたのだなと勘違いするだろう。
果たしてこの破砕機のようなハードを現代にどう再現するのだろうか。
当時のまま、分厚くて重くて単3電池を4本も使うくせに画面は白黒という、現代では考えられない「アンティークアイテム」として売りに出すのだろうか。
ニッチなマニアにはむしろその方がウケそうだが、現代っ子は「単3電池」という言葉がすでに理解不能だろう。残念ながら、「モダン」な仕様にシフトするはずだ。
まずバッテリーに乾電池を4本も使うなんて、非経済でバカバカしいことはしない。3DSに搭載しているのと同じリチウムイオン電池を使うだろう。
サイズもコンパクトになり、3DSくらいには落ち着くだろう。
そんな海外市場にも安心して売りに出せる代物じゃないと作らないはずだ。
ソフト予想、大いに想い出補正有り
ゼルダの伝説夢をみる島
今でもゼルダの伝説史上3番目くらいの面白さではある。1位はブレスオブザワイルド、2位は……まあそう、風のタクトか。
以前の記事でも書いたように、私にとって任天堂ハードでの初めてのビデオゲームだった。
もっとも買って1年くらい最初のダンジョンが攻略できず詰まっていたので、本当の魅力に気づいたのは発売後5年ほど経ってから。
詳しくは以前の記事で解説しているが、「自由」という意味では、当時かなり先進的なゲームだった。
スーパーマリオランド2
外部委託されて作られたマリオは、ファミコンやスーファミでの本家とはだいぶテイストの違う作品になった。
実験的で粗雑なグラフィックだったマリオランド無印と同じハードで出た作品だと信じられないだろう。
今作のマリオは宇宙にも行くし、海の中、小さくなって家の中にも行く。
そういった意味では、スーパーマリオオデッセイを先取りしていた。
マリオ史においては地味な存在だが、コンパクトにまとまった傑作だ。
星のカービィ
星のカービィが初めて世に出たのは、ゲームボーイで1992年のことだった。
当時のアクションゲームは、難しいものばかりだった。マリオ、ロックマン……。
もちろんそういうゲームが素晴らしいことはこの記事でも書いたが、幼い頃の私には1面をクリアするのも困難で、全クリは夢のまた夢だった。
そんな中比較的易しいカービィは、私に達成感を与えてくれた。 主人公が空を飛べて、吸い込みで簡単に敵を倒せ、敵に1回や2回当たっても死なない。
当時の小さい子には程よい難易度だったのだ。
星のカービィ2
カービィがコピー能力を手に入れてから、2つ目のアクションゲームだった。この作品で、カービィのコピー能力が定番となっていった。
今作ではリック、カイン、クーという仲間と合体できるのが特徴だ。
私はこのゲームが大好きで、宿題の日記にもデデデ大王との戦いの様子を書いて先生を困惑させていた。
まあ今も似たようなことを書いて、読者を困惑させているが。
このゲームの魅力はアクションの豊富さ、操作の楽しさなど言うに事欠かない。水中特化タイプのカインで空中面を行くなんて無茶な縛りプレイも楽しい。
そして音楽も素晴らしい。長い時を経ても心に残るものばかりだ。
ロックマンワールド5
何故ナンバリングタイトルの5番目なのか?とロックマンを知らない人は不思議に思っていることだろう。
ロックマンワールドシリーズというのは1〜4まではファミコン版の移植版だった。初めてゲームボーイで出た完全新作が、ロックマンワールド5だった。
幼い私にとって初めてのロックマンは難しく、正直前半の4ボスも倒せなかった。それでも何度も懲りずに遊ぶ魅力があった。
それはマリオやカービィにはない「カッコよさ」をロックマンというメカニカルな世界に感じていたのだ。
またロックマンといえばBGMの素晴らしさが有名だが、この作品も例外ではない。何度聴いても聴き飽きない音楽が、プレイを止めさせない。
ちなみに今から10年ほど前、私はこのゲームをロックバスターのみ縛りでクリアした。今もそれをやれる自信はないが、それ程にゲームが上手くなっていたことに驚いた。
ポケットモンスター赤緑
え、ポケモンメインブログなのにポケモン赤緑はどうしたのかって?
そりゃあまあ、3DSのVCで十分だろう。まあ、3DSやスイッチとの通信機能でも付くのなら、話は別だが。
あのゲームに関しては、他の記事でも書いているのでもう特筆すべきことはない。