キャプテン翼RISE OF NEW CHAMPIONSレビュー・感想｜令和に誕生した狂気と情熱の新しいサッカーゲーム

令和にイカれたキャプテン翼のゲームが登場

キャプテン翼RISE OF NEW CHAMPIONS は実に狂気的で暴力的、そして情熱的なサッカーゲームだ。
普通のサッカーゲームのように、野暮なファウルなど存在しない。ぶっ飛ばすか、ぶっ飛ばされるかだけだ。

私がプロデュースするVTuber、光りりあのキャプテン翼RONCプレイ動画はこちら！

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現実ならレッドカード間違いなしの、真後ろからの犯罪的タックルも、この世界では合法だ。むしろ「クリティカルタックル」として推奨されている。日大アメフト部の監督も、この世界では有能な監督として称賛されていただろう。

バンダイナムコのような日本随一の大企業と、日本を代表するサッカー漫画という老舗タッグで、こんなにもクレイジーなゲームを作れるのか、と感心してしまった。

サッカーアクションと銘打たれたジャンル名には「普通などクソくらえだ」という熱いスピリットを感じた。

キャプテン翼RISE OF NEW CHAMPIONSは、バンダイナムコは手堅いキャラゲーしか作らないだろう、というみなさんの予想を大きく覆すゲームである。

進化したグラフィックと、エキサイティングなサッカー的な何かがそこにある。

※以下、キャプテン翼RONC

令和にイカれたキャプテン翼のゲームが登場

キャプテン翼RONCは、寡占化するサッカーゲーム界に挑戦する、新しいゲーム

サッカーゲームと言えば「FIFA」「ウイニングイレブン」という二大巨頭がもうずっと君臨し、寡占状態である。
ともに実在選手とチームでリアルさを追求し、切磋琢磨してきた老舗ブランドだ。

それ以外だと、最近はガチャが売りのスマホゲーや、マニア向けな「フットボールマネージャー」などがあるだけだった。

もっとカジュアル操作で、キャラクター重視で、ファンタジーなサッカーゲームがあっていいのではないか。

私は長い間、そういうゲームを渇望していた。

「イナズマイレブン」の新作がそうなってくれればいい、とは思っていたのだが、彼らは発売予定から2年経っても中々重い腰を上げてはくれない。

そんな時、バンダイナムコは「キャプテン翼」でその要望に大いに応えてくれた。
FIFA、ウイイレという二大巨頭の寡占市場であるサッカーゲーム界に、新たな風を吹かせてくれたのである。

キャプテン翼RONCはウイイレやFIFAもいいが、何かが物足りない……。そう感じていた人が遊ぶべきゲームだ。
熱いアニメ演出とストーリーが、貴方のハートを呼び覚ましてくれるだろう。

ファミコンのキャプ翼が好きな人は注意。当時とは全く異なるゲームに

さて、「キャプテン翼」のゲームというとファミコン時代のコマンドゲームが古き良きゲームとして今でも評価されている。

実際、Amazonで低評価をつけているレビューを見ると「ファミコンのようなシステムを期待していたのに全く違い、期待外れだ」という旨のコメントが多い。

この人達の主張も理解できる。そう、コマンド式を求めていた人にとっては、まるで理解ができない代物なのだ。
コマンド式も、今でも色褪せない素晴らしいゲームだったからね。

しかし、これは「キャプテン翼」というガワだけは一緒で、ほぼ全く別なゲームなのだ。「FF7」と「FF7リメイク」が違うのと同様にね。

これは令和式なスピーディーなアクションゲームだ。コマンド式の昭和スタイルとは全く異なる。

まあ、キャプ翼のファンはおじさんが多いので、反射神経が衰えた体にはいささか辛いものがあるかもしれぬ。そこだけは注意してほしい。

吹っ飛ばされたりとか、ドリブル時の対応が2択を制したものが勝つ、といった点は、ファミコン時代の意匠も反映されているけどね。

何せスピード感が段違いよ。