ポケモンウルトラサンムーン、ケケンカニの育成論
ヒゲ、腕毛、胸毛、すね毛……。これらはいくら剃ってもより強靭になって生えてきてしまう困り者だ。
髪の毛だけはいくら生えてきても困らないのに、なぜかそちらは生えず、ヒゲだけは濃いという人もいるだろう。
今回育成論を紹介するポケモンも、体毛が濃い悩みを抱えている。
そのポケモンとはケケンカニだ。
進化前のマケンカニ時代は毛など全く生えていなかったのに、進化した途端に体中から毛が生えてしまった。
本人は「どうしてこんなことに……」と思っているだろう。雪山でレベルを上げなければこんな悲劇は起こらなかったのに。
剛毛な体を手に入れて、見違えるほど強くなったのかと言われればそうでもなかった。
確かに氷タイプが加わり、Aが132族になった。
そのことで、他に類を見ない攻撃範囲+火力を持つポケモンにはなった。
だが耐性がひどい。素早さが遅い。しかも50族より遅いが、トリル下で最速を取れるほどの遅さではないという中途半端な遅さ。
そんな見た目も強さも散々な評価のケケンカニであったが、ずっとリベンジの機会を待っていた。
それが「ポケモン危機一髪!」という特殊ルールだ。
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