バッテラのクルマの正体がついに分かった
バッテラストリートに停まっているクルマ、一体これは何がモデルなのかと気になったことはないだろうか?
これ↓
サイドビュー
ヒーローモードのとあるステージでも、少し塗装の違う同じ車種が何台も停まっている。
何台もあるということは、お値打ち価格のクルマかもしれない。
一体このクルマの元ネタは何だろうか?
クロスカントリー車であることは間違いない。形のイメージからしてランドローバーや、ジープと言った辺りが思い当たるが、どうもこれにマッチしたデザインが見つからなかった。
ただランドローバーのディフェンダーには少し似てる気がする。
色々探した末、私が多分「これだ!」と決めつけたのがメルセデス・ベンツのGクラスの現行モデル。
エンブレムとフロントライトとホイールの形以外はかなり似ている。
似ているだけでなく、ちょっとした根拠がある。
マリオカート8DXとメルセデスがコラボしていた。マリオカート8DXとスプラトゥーンもコラボしていた。
つまりマリオカート8DXのゲーム中にはメルセデスのクルマとスプラトゥーンのイカが両方登場する。
ゲーム内では、イカを操ってメルセデスのクルマを駆ることが可能だ。
All Mercedes-Benz DLC Karts in Mario Kart 8 Deluxe (1080p60 Gameplay)
つまりメルセデスのクルマに似たモデルなら、ゲーム内に出しても怒られないだろう……と開発陣が考えた可能性は高い。
ただメルセデス・ベンツと言えば、日本では高級車の代名詞として扱われている。
近頃日本での売り上げを年々伸ばし、以前よりも身近な存在になったメルセデスであるが、それでもお手頃に買えるクルマではない……。
ちなみにメルセデスのGクラスは、新車なら余裕で1000万円もする。完全受注生産モデルなら、3500万円以上だ。
ちなみにランドローバーのディフェンダーも今は生産終了になってしまったが、新車なら1000万円弱はするクルマである。
バッテラでこのクルマの上に乗る時は、「俺は今1000万を足蹴にしている」と思うと良い。
タコ(オクタリアン)達の生活事情
それにしても、最低1000万のメルセデスGクラスを何台も抱えているオクタリアン達は、イカと同じくらいに裕福な暮らしをしているのだろうか。
考えてみれば、オーバーテクノロジーをいくつも抱えているような連中であり、現代の技術で再現可能なクルマを数十台抱えていても何ら不思議ではないが。
一方、ヒーローモードでは、タコツボバレーでのタコ達の住居を見下ろすことができる。
土地に全く余剰スペースがなく、基本的に集合住宅ばかりのように見える。金持ちが住んでいる空間には見えない。洗濯物も建物の間に干されているように見える。
スラム街、とまではいかないが、戦後10~20年後くらいの日本の住宅街のようだ。
ここに住んでいるタコ達が、メルセデス(のようなクルマ)を所有しているとは、私には想像できない。
タコ社会は現代の我々以上に、貧富の差が激しいのかもしれない。
このような環境からタコワサ将軍のようなテロリストが生まれてしまったのだろうか。それとも、あの家々が集合住宅に見えるのは私の思いこみで、実はすべて一軒家なのだろうか。
また、スプラトゥーン世界の情勢にも目を向けよう。
このクルマが仮にイカ製だとすれば、タコはイカの車を輸入していることになる。
逆だとしてもイカとタコの社会に、貿易が成り立っていることが分かる。
ハイカラスクエアではタコのイイダが表立って芸能活動しているように、イカとタコは国交断絶しているわけではないのが、この2つの事柄からわかる。
1ではこういうものは見受けられなかった。
本当は怖いスプラトゥーン2 ~恐怖のイカリング~
今作ではヒーローモードをやっていると、イカリングなるものが登場する。
奇しくもオンラインサービスの方も同じ名前だが、このイカリング、少し考えてみると奇妙だ。
イカリングと言うからには、「イカ」から作られたのだろう。しかも輪切りにされ、揚げられ、空中に浮かんでる。
ご存知の通り、この世界のイカは現代のヒトのように文化的な暮らしを営んでいる。
そのイカが、同族を切り刻んでこの形にしていたとしたら……とても猟奇的だ。
本当に恐ろしいのは、タコではなくイカなのかもしれないと思った瞬間だ。