ポケモンウルトラサン・ウルトラムーンというのは我々が見ていた集団幻覚だったのではないか?
あまりにも情報が出ないのでそう思い始めた8月の上旬、ポケモン公式は昼寝から目覚めたように情報をちびりと出した。
それがこのルガルガンの新しい姿、ルガルガン(たそがれのすがた)だという。新ポケモンが来るとした私の期待には、ひとまず応えてくれた。
大発見! ルガルガンの新たな姿が明らかに! https://t.co/SpxUhZU6ZQ #ポケモンウルトラサン・ウルトラムーン pic.twitter.com/eRRkJhynnV
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) August 5, 2017
あんまり「まひるのすがた」と変わらないような気がするが……。
このポケモンは8月10日のアニメにも登場が決まっており、サトシのイワンコから進化することが明らかになった。
一番の特徴は緑色の目で、体毛はオレンジ色。
リーゼントのようなヘアスタイルを少し「まよなかのすがた」から受け継いでいるところが、「まひるのすがた」とのフォルムの違いだ。
たそがれのすがたへの進化条件は?
今までのルガルガンは、「まひるのすがた」がサン限定で朝・昼・夕方にレベル25で進化、「まよなかのすがた」がムーン限定で夜にレベル25で進化、というものだった。
なら今度の「たそがれのすがた」ではウルトラサン・ウルトラムーン共通で夕方にレベル25で進化だろうか。
これでは全く面白みがない。3DSを逆さにすると進化くらいのユーモアが欲しい。
さて、アニメでは「グリーンフラッシュ」という珍しい現象がカギだとされている。
「超新星フラッシュマン」のメンバーではない。
参照リンク:グリーンフラッシュ - Wikipedia
太陽が沈む瞬間か昇る瞬間に、一瞬緑色にきらめく、非常に稀な現象だという。黄昏ルガルガンの眼が緑色なのもこれに由来しているようだ。
アニメでこういったレアでロマンティックな自然現象を取り入れているのだから 、ゲームの方でも何かしら工夫が期待される。
……amiiboか?
(追記)早期購入者特典だった。
黄昏ルガルガンの種族値予想
まひるのすがた
H75-A115-B65-C55-D65-S112 合計487
まよなかのすがた
H85-A115-B75-C55-D75-S82 合計487
まひるのすがたを基準にした時の差
H+10 A±0 B+10 C±0 D+10 S-30
真夜中は真昼に比べると、火力は変わらず、耐久が上がった代わりに、素早さが大幅に下落した。
今度の黄昏は、字面通りに受け取るなら真昼と真夜中の中間形態。ということは、種族値は真昼と真夜中の平均値になるのだろうか。
だとすれば――。
たそがれのすがた(予想)
H80-A115-B70-C55-D70-S97
限りなく微妙な種族値の物理アタッカーだ。一応、最速ミミッキュは抜いているが。
特性次第では強いかも、という感じか。
まひるのすがたは特性が「すなかき」なので、砂パでならそこそこの活躍も見込めなくもない。ダブルで一致「いわなだれ」で怯みを狙うことができる。
なんせJCS準決勝進出者が使っていたほどだ。彼がその準決勝でボロ負けだったのは忘れたい所だが。
一方、まよなかのすがたのルガルガンは、映画で悪役だったくらいでこれと言って強いというところはない。
四天王のライチがZワザ枠として繰り出してくるが、弱点が多く素早さも低いので、初見でも何もさせず即落ちさせた人ばかりだろう。
果たして、アニメに先行登場させるまでに優遇されている、黄昏ルガルガンの実力はいかに。アニメでの活躍は約束されているはずだが、予想通りの種族値ならば、まず厳しい。
サトシゲッコウガのように、合計種族値の底上げが来れば、面白いポケモンになるかもしれない。
あわせて読みたい