🇯🇵独占放映権!🇯🇵
— サッカーキング (@SoccerKingJP) 2017年6月15日
DAZNがCL、ELの独占放映権を獲得! 2018-19シーズンから視聴可能にhttps://t.co/VBrNqmi6fl#DAZN(@DAZN_JPN )では現在、#Jリーグ のほかに欧州主要サッカーリーグの放送も行っています。#サッカーキング pic.twitter.com/f7RsB39UBE
ゲーム系で書くネタに困っているわけではない。
嘘だ。少し困っていた。(仮)なので何を書いてもおかしくないブログになるかもしれない。
しかしそれにしても驚きのニュースだった。今年Jリーグの放映権をスカパーから奪取したDAZNが。今度はUEFAチャンピオンズリーグ(以下UCL)及びヨーロッパリーグ(以下EL)の独占放映権を獲得したという。
日本人でELを見たい人はよほどの物好きだが、UCLは世界のスター選手とビッグクラブが一堂に会する、欧州のナンバーワンを決める大会であると同時に、正真正銘世界一のサッカーの大会だ。
サッカーに明るくない人はFIFAクラブワールドカップ(以下CWC)がクラブの世界一決定戦じゃないのか?と思う人もいるだろう。
一応"建前"ではそうなっている。だが現在世界中のほとんどのトッププレイヤーは、高額な年俸がもらえる欧州のビッグクラブに所属している。
具体例を挙げるとアルゼンチンのメッシ、ブラジルのネイマール、ウルグアイのルイス・スアレスという南米のトップ選手らががスペインのFCバルセロナでプレーしている。
つまり欧州の最高カテゴリーの大会であるUCLこそが事実上の世界最高レベルの戦いなのだ。そういうわけでCWCはUCLの覇者から見たら「おまけイベント」程度に捉えられがちだ。
話は変わるが昨年12月のCWC決勝でレアル・マドリーと鹿島アントラーズがいい勝負になったのは、レアルがCWCを「おまけイベント」と考えていたのに対し、鹿島が「世界最高峰の相手に挑める晴れ舞台」と考えていたモチベーションの差のが大きかった。
話を戻すと、サッカーの世界ではナショナルチームの同士のワールドカップ(以下W杯)が異常なくらい人気があるが、UCLもそれに匹敵するほどの大イベントなのだ。
しかもクラブチームでいつも一緒に練習してる選手同士だから、連携の練度が高くW杯よりもハイレベルな試合が見られる。
4年に1度のW杯と違い、毎年見られるのも大きな魅力だ。
で、そんなW杯やオリンピックに匹敵する大人気コンテンツのため、放映権がバカ高い。詳しくは明かされていないのだが年々高くなっているらしい。
イングランド・プレミアリーグの放映権が20年で7倍になっているので、CLはそれ以上かもしれない。
そろそろスカパーも払えなくなるのではないか、とは以前から言われていた。
現に以前はフジテレビでも深夜帯にグループステージから生放送をやっていたが、今は放送枠が減少し生放送は決勝戦だけになってしまった。
そして日本でのCL放送は来年・再来年に新たな局面を迎える。この度のDAZNの動向で、2019年からはフジテレビでは決勝戦すら放送せず、全試合放送していたスカパーは2018年から何一つ放送できなくなる。
スカパーは宣伝で、堺雅人が「テレビの未来」の話を盛んにしていた。
しかしJリーグとCLが放送できないようでは、スカパーのサッカー中継には何の未来も感じない。
気に入ろうが気に入るまいが、日本のサッカー放映の未来はDAZNに託された。